最も売れている「飲料水」とは？
こんにちは、船ヶ山です。
昔から飲料水は飲まれています。
お茶やジュース、水に至るまで
様々な製品がラインナップされて
いますが、
今から新しいものを出して
王者の座につくのは並大抵の
ことではありません。
これは、どの業界も同じです。
今は、戦後と違い様々なものが
出揃ってしまったので、
「これは画期的！今まで見たことない！」
なんてものは、そう簡単にできる
はずもなく
仮に万が一出来上がったとしても
顧客の方がついていくことができません。
なぜなら、
顧客は、見たことないものを
すぐに認識することはできず
どんあものも「学ぶ」という
過程を踏む必要があるからです。
そうなると、既存の形から
大きく離れることなく
「大ヒットを出す」
必要があるわけですが、
飲料業界でそんなこと可能なのか？
と疑問に感じる人も多いはず。。。
しかし、
そんな思いをもろともせずに
やってのけてしまった
外資系企業があります。
この会社は、３３年前にタイで生まれ
今や世界160カ国以上で展開。
2018年の売上高は、約6600億円と
世界に衝撃を走らせたが、
なんと2019年は、さらに飛躍し
前年と比べても10.4%増を実現。
飛ぶ鳥を落とす勢いで世界中の
注目を集めています。
その外資系企業の名は？
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・Red Bull（レッドブル）
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あなたも一度は耳にしたことが
あるかもしれませんし、
もしかしたら飲んだことがある
というかもしれません。
それだけ、今日本でも話題となり
注目されている飲み物です。
その証拠に、日本のTOP企業でもある
「サントリー」の飲料売上を知れば
その脅威を知ることができます。
サントリー飲料売上：約1380億円
レッドブル飲料売上：約6600億円
その差、4.8倍です。
あれだけイロハスをラインナップし
コンビニの棚を占めている日本一の
飲料メーカーですら足元にも及びません。
そんな勢いあるレッドブルですが、
１つ気になることがあります。
それは、
これまで、日本にも似たような
エネジードリンク（オロナミンCなど）
があったにも拘らず
レッドブルだけが突然変異のように現れ
日本市場を掻っさらっていったのか？
疑問が残ります。
それを解き明かしてくれるヒントは、
外注化と得意分野にフォーカスを
絞ったことが勝因を呼び寄せた。
ということです。
１つずつ解説していきます。
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・不得意な部分を外注化
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レッドブルは、自社工場を持ちません。
すべて外注化し、不得意な部分は
専門に任せるというスタンスです。
このようにすることで初期立ち上げ
コストを大幅削減し、その後かかる
教育や管理コストも抑えることが
できています。
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・得意分野にフォーカスを絞った
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レッドブルの得意は、マーケティングです。
認知の拡散や販売戦略に至るまで
自分たちが得意とする部分に特化する
ことで、他にはない優位性を引き立て
日本市場を一気に奪い去りました。
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このように自分たちの強みを明確にし
従来の考え方（飲料メーカーは工場必須）
などを破壊し、
独自の考えで邁進したからこそ
いともカンカンに日本の王者を
打ち負かしてしまったということです。
ただ、これはマーケティングを学び
上手にビジネスに活用することが
できれば、
古腐った業界を打ち負かし
後発組であっても王座に座る
ことができるということです。
だから、あなたも
「うちの業界は衰退産業だから・・」
などと腰抜けたこと言ってないで
この機会にビジネスをきちんと学び
業界TOPの座を射止めてください。
それを叶えてくれるのが、
マーケティングとセールスです。
