タマホーム戦略
こんにちは、船ヶ山です。
多くの住宅メーカーは、
家を建てて売ることで
利益を得ています。
大半の住宅メーカーが、
このモデルを採用していると
収益形態に疑問を感じる人は
少ないかもしれませんが、
その歪みに気づいた
頭のいい住宅メーカーが
あります。
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それは、タマホームです。
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彼らは、住宅メーカーで
ありながら
同時に、賃貸業を行っています。
その理由は、
2000万円の家を売って
20%の利益を得た場合、
400万円しか儲からないと
いうことに気づいたのです。
もちろん、
住宅メーカーは、この数字に
疑いを感じることありませんし
他の業種からしたら羨むべき
数字だとも言えます。
しかし、
400万円を40年で割ると
年間10万円しか儲かりません。
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これであれば、家を作って
貸したほうが儲かります。
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具体的には、
2000万円で家を作って
15万円で賃貸業を行えば、
11年で回収し、
残り(12年以降)は利益を
積み上げることができます。
その間、40年です。
運営費を考えても何倍もの
収益差となります。
このように少し数字について
客観視できる人であれば、
気づくことでもどっぷり業界に
浸かってしまうと見えるものも
見えなくなってしまいます。
だから多くの住宅メーカーは
住宅ラッシュの中、悲鳴を
上げる羽目となりますが、
同じ商品であっても収益の
モデルを変えることで
何倍もの利益を合法的に得る
ことができるということです。
これに近いモデルが、
100円パーキングです。
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彼らは2つの形を持っています。
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1つは、機械売り。
1つは、賃貸業。
まさに住宅と同じです。
機械売りに関しては、
土地を持つオーナーに対し
精算機を販売することで
機器代および工事費が
収益として上がります。
その一方で、賃貸業の場合、
土地オーナーに毎月固定の家賃を
支払うことで、一括借り上げし
駐車場に機器を設置することで
利用者から収益を得ています。
どちらがいい悪いという
ことはありませんし、
賃貸業が圧倒的有利という
こともありません。
固定経費が売り上げを下回れば
累積赤字になることを考えると
息もできない状態となります。
しかし
一度当たり物件を掴めば
笑いが止まらず、
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賽銭箱を手にするようなものです。
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毎日チャリンチャリン
収益の音は鳴り止まず
「宝箱を見つけた海賊」
のように集金作業にあたる
ことができます。
だから、
多くの100円パーキングは
機械売りではなく
賃貸業をメインに収益モデルを
考えるわけですが、
これは、様々な分野で取り入れる
ことができるものとなりますので、
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色眼鏡を外し、自分の分野に
当てはめるとしたらどうなる?
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という視点で少し考えてみて
ください。
それだけで、衰退産業に
新たな光が差し込み
大きな財宝を手にすることが
できるかもしれません。
それを叶えるも潰すも
あなた次第です。