先程、テコ（愛猫）が死にました
こんにちは、船ヶ山です。
テコ（愛猫）が死にました。
数時間前のことです。
昨日は、マスターマインドの
メンバーとクルージングを行い
帰ってきたら、テコの姿がありません。
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部屋の隅々を探しても
見当たらないのです。
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ここ最近は、暑かったせいか
冷たい玄関に横たわっていたので
出かけ際、外に出てしまったのか？
とも思いましたが、
そんな元気もなかったので
再度、部屋の中を探すことに
すると、、、
閉まっていたトレイの中に
ゴロンとしていたのです。
しかも
内開きの扉も閉まった状態。
テコが残した摩訶不思議な
現象ではありますが、
夜ご飯をあげることに。
ここ最近は、自分からご飯を
食べることがなかったので
リキット状のご飯を注射器に入れ
１日３回あげていました。
その様子が、コレです。
この姿を見ると分かりますが
表情は元気そのものです。
しかし無理にあげないと
全然、食べないので
昨夜も同じやり方で
ご飯をあげることに。
今、考えると、僕のことを
心配させまいといつも通りに
食べてくれたのかもしれません。
ただ、
その日は、少し様子がおかしく
横に寝ころんでも
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動悸が治まりません。
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そこでテコの大好きな顔を
グリグリいじってあげること。
「ぐーぐー、ぐーぐー」
安心している合図です。
これで一安心だとは思ったのですが
まだ動悸が治らないので、
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お気に入りのネズミたちを側に
おいてあげることにしました。
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ちなみに、このネズミは、
４匹いるのですが、
テコが元気だった頃は朝起きると
僕の寝ているベットのところに
並んでいます。
テコとは、夜はいつも一緒に
寝ていたので、ネズミたちを
連れてきたのだと思います。
そんなこんなで床に着くことに
なんだか、この日はあまり眠れず
３時間経ってトイレにいきました。
昨夜の動悸が気になったので
テコの様子を見てみることに
動機は治っています。
ようやく安心してグッスリ眠れる
と思ったのですが、
なんだか様子がおかしい
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テコが目を開けたまま
一切、動かないのです。
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「テコ、テコ、テコ大丈夫？」
と何度、呼びかけても
ピクリとも動きません。
異変に気づいた僕は、
テコを抱っこしてみることに。
冷たくなっています。
最初、体を撫でた時は、
毛があるので気づかなかった
のですが、
顔が冷たくなり、体が硬直
していたのです。
始めは理解できませんでした。
つい１ヶ月前までは、家の中を
飛び跳ねて子供のように遊んで
いたからです。
そこから何度か吐くようになり
あまりのその回数が多かったので
病院に連れて行くことに。
体の隅々を調べてもらいました。
そこでの診断結果は、
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何の異常もなし。老衰とのこと。
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確かに、先日１５歳なった
ばかりなので
異常が出てもおかしくない歳です。
ただ、僕が勘違いしていたことは
１３歳だと思い込んでいたことです。
長男のレムが、現在１１歳なので
２つ上だと思っていたのですが
よくよく、調べてみると、
時が経つのは早いもので
１５歳になっていました。
人間の年齢で言えば、７６歳です。
そう考えると、この歳まで
大きな病気をしなかったのは
不幸中の幸でした。
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膀胱炎ぐらいです。
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この膀胱炎のおかげで
テコには何度もベットに
おしっこをされましたが、
僕と出会う前に、施設の猫に
イジメられてトイレに行けず
膀胱炎になったものが
１４年経った今も治って
いませんでした。
一応、食事コントロールで
長いスパンでの治療は行って
きましたが、
根本的完治には至りませんでした。
つい一昨日もベットにおしっこ
されてしまったほどです。
そんな迷惑な話（出来事）も
これからはなくなります。
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もうテコにお願いしても
おしっこをしてくれません。
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テコが我が家にきたのは
今から約１４年前。
人間の子供たちにイジメ
られているところを保護されて
３匹の子猫たちと一緒に
施設に入りました。
保護施設は小さな子猫から
引き取られてしまうので
１歳半だったテコは残され
ひとりぼっちに
そこから僕と出会いました。
当時は、人間が怖かったせいで
僕がお見合いに行った時も
ブルブル震えていました。
僕もそのときは、うつ病となり
家の中にひとり引きこもって
いたので、
心に傷を負った２人が
出会えたのは、必然だった
のかもしれません。
その証拠に、
１３年が過ぎるまでは、
テコは一切他の人に姿を
見せることがありませんでした。
家族がカナダから帰国しても
なかなか出てきません。
そんな状態ですから来客が
あっても隠れたままです。
それほど人間が怖かったのです。
そんな状態のテコだったので
僕はずっと一緒にいました。
それをお返しするかのように、
臆病者のテコでしたが
様々なギフトをくれました。
妻と出会い、レムとリラが生まれ
一度、挫折した起業にチャレンジし
沢山の成功を我が家にもたらして
くれたのです。
まさに、「招き猫」です。
というより
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神様だったのかもしれません。
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そんなことを何度も考えた
ことがあります。
それほど僕のこの数年は、
奇跡そのものだったからです。
うつ病で自殺未遂までした
僕がこんな今を得れるはず
ありません。
それをすべて叶えてくれました。
起業、億単位のお金、海外生活
テレビ、ラジオ、雑誌、出版
そして今は、映画での主演です。
普通で考えたらありません。
それをすべて叶えてくれたのが
テコなのです。
だから我が家にテコがきたときは
１歳半まで辛い思いをしてきた
テコには（１４年前）
これからは、全てのわがままを
聞いてあげようと決めたことと
最後、死ぬときは、ずっと一緒にいて
あげるつもりで、起業を決めました。
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そのテコとの約束は、守れました。
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この３週間、家からほぼ出ず
仕事も完全にストップし
（１日１通メルマガを書くぐらい）
テコの看病にあたることができました。
そして、
先程、テコはこの世を去りました。
人間、不思議なもので
辛さを紛らわせないと
生きて行くことができません。
今こうしてメルマガを書いているのも
テコの死をまだ正直受け入れることが
できないからです。
目の前に横たわるテコを見ながら
この９年間やり続けてきたメルマガを
書くことで精一杯です。
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正直、これ以上、気を紛らわす
手段が思いつきません。
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テコと呼んでもいつもトコトコ
寄ってきたテコはこないのです。
何度、呼びかけても寝たままです。
一昨日、納品された観葉植物の
葉っぱが異常に落ちるのは、
「テコの余命」
を知らせてくれていたのかも
しれません。
テコの名前の由来は、
以前、飼っていた猫（テト）に
似ている子（コ）
ということで、
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テコにしました。
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これで日本にいる理由がなくなります。
これまで日本とカナダを
往復していたのは、
テコの膀胱炎があったからです。
そんな家庭の事情がありましたが
今年、年内を最後に
引退を考えていたので、
この先、どうしようかなと思った
矢先の出来事でした。
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きっと、そういったことが
テコには分かっていた
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のかもしれません。
テコは感受性の高い子だったので
僕の気持ちをいつも察知し
助けてくれました。
寂しい時、苦しい時、
いつもテコは側に来て何も言わず
グーグーしてくれていました。
この音に何度、助けられたことか。
それも、もうありません。
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テコは、本日（2021年7月26日）
この世を去りました。
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どんなに、お願いしても
わがままを言ってくれる
テコはいません。
お願いしてもいないのです。
一緒に過ごした１４年
色々ありましたが、
本当にありがとう。
大好きだよ。テコ。
