8歳の子供のビジネスセンス
こんにちは、船ヶ山です。
マレーシアの「夜市」に行ってきました。
日本でいうお祭りのようなものです。
沢山の出店が様々なものを売っています。
・焼き鳥
・お好み焼き
・アイス
・洋服
・おもちゃ
など様々です。
そこで僕は、長男レムに質問しました。
「ここでお店を開くとしたら何をする?」
すると長男は、こう答えます。
「儲かっているお店をやるね」
「なんで?」
「お客さんが沢山いるから」
僕の教えが伝わっているようです。
というのも、半年前までは
「誰もやっていないものをやれば儲かる」
と答えていた長男ですが、
今は、真逆の考えが当たり前と
なっています。
次に、僕は2つ目の質問をしました。
「どこが儲かってた?」
「ジュースさんかな、沢山の人が買ってた」
「じゃジュースさんやる?」
「うん、でも・・・」
「ジュース屋さんの飲み物がイマイチだったから
僕だったらフレッシュジュースを売るよ」
この回答には、さすがの僕も驚きました。
というのも、
自分たちがお金を払った
人気のライバルの欠点をつき
改善策を投入することを体感値で
理解し始めていたからです。
ただ、ここで終わりではありません。
さらに、長男はこう続けました。
「僕だったら前にタイのハイアットで
飲んだフレッシュジュース売るよ」
と答えたのです。
ここまできたら起業家センスありありです。
なぜなら、
長男が答えたフレッシュジュースは
出来合いのフレッシュジュースではなく
果物を選びミキサーにかけて作るもの
だったからです。
このように成功する上で大切なのは
関連するものを連想ゲームのように
繋げていく作業です。
だから、僕は子供達に色々な経験を
させているわけですが、
まさかこのような形で表面化するとは
思いもしませんでした。
この間、わずか1分程度の会話です。
あなたは、この1分で色々なことが
入っていたことに気づけたでしょうか?
もし、気づかなかったとしたら
あなたは再現することはできません。
これではビジネスに生かすことが
できないので、順番とポイントを
まとめます。
1.儲かっているお店をピックアップする
2.お客が殺到している人気店の共通点を探る
3.自分たちが実際にお金を払ったものから考える
4.人気のライバル店の欠点(穴)を見つける
5.過去の経験をリンクさせ改善策を見出す
このように文字として順に並べるだけで
今回の1分の会話がいかに凄いことか
理解できると思います。
これは、親バカのようにも見えますが
ビジネスセンス的には完璧な見立てなので
是非、8歳のレムが答えた回答を真似て
ください。