3年目に倒産する理由
こんにちは、船ヶ山です。
ビジネスは「継続」が大事です。
一度、稼いだからと言って
「今は貧乏…」
なんてことになれば
下手に稼がなければよかった
なんてことになります。
なぜなら、
稼いだ分の税金は後から押し寄せ
黒字倒産のリスクを潜んでいるからです。
これが起業3年目に倒産する
一番の理由です。
1年目は、税金の支払いはきません。
翌年に支払い通知書が届きます。
2年目は、初年度に稼いだお金で
支払いを行うことができるので
大半の人は難なくクリアーできます。
問題は、3年目です。
「予告納税」
というものがやってきます。
知らない人のために簡単に解説すると、
この予告納税というものは、
売り上げてもないお金に対し
前年度に支払った税金の「半分」を
先に納めなさいというルールです。
もちろん、2年目もしっかり稼ぎ
税金分を取っておくことができれば
問題が起こることはありませんが、
稼いでもないお金を先に要求されるのです。
たまったものではありません。
仮に翌年、全然稼げなければ
当然、税金を支払うことができず
仮にその年は黒字であっても
倒産を余儀なくされます。
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これがいわゆる「黒字倒産」です。
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もちろん2年目の売り上げが少なく
税金の額も少ない場合、年末に調整し
多く支払うということはありませんが、
その頃に会社がないなんてことは
よくあることです。
だから会社を始めたら途中で止まる
ことはできないと言われるわけです。
が、
どうしたら起業3年目の壁を超え
さらに5年、10年と安定した会社を
作っていくことができるのか?
それは、
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稼ぎ続けている人と一緒に居続ける
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ということです。
結局のところ人間は良くも悪くも
染まりやすい生き物です。
成功が早い人は素直と言われるのは
言い換えれば、染まりやすい人です。
ただ、これがいい方向に染まれば
成功を加速する後押しになりますが、
怖いのは、その矛先が悪い方向に
向かったときです。
その素直さが仇となり貧乏体質に
強制的に戻されてしまうのです。
だから僕は成功を勝ち得るだけでなく
「成功し続ける」
ためにも日頃から付き合う人を厳選し
・マイナスを排除し
・プラスだけを残す
ということを心がけてきました。
マイナス面に関して言うと、
成功の邪魔になる人だけでなく
雑多な場所は避けていますし
歩く道を気をつけています。
次にプラス面に関して言えば、
できるだけエネルギーの高い
上手く行っている人と一緒に
いるようにしています。
なぜなら、
僕は自分で弱い生き物だと
知っているからです。
だから周りからは、
「少しやりすぎでは?」
と思われるぐらい徹底してやって
ちょうどいいと感じています。
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その考えを確信させたのは
「先生と過ごす時間」です。
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先生と短期間だけ一緒にいる人は
これまでも沢山見てきましたが
ずっと一緒にいた人はひとりもいません。
彼らが今どうなっているのかというと
活動の欠片すらない状態です。
ひとたび噂を聞くと細々やっていれば
まだマシで、サラリーマンにすら戻れず
バイト生活を送っている人もいるようです。
それほど成功し続けるということは
難しいことですし、付き合う人が
影響を与えます。
とは言え、
そこまで一度、成功した人が
落ち込んでしまうのかというと、
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共有する時間を離れたら目は覚めます。
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言い換えれば、
先生がいない世界は、
自分がリーダーとなるので
そこが上限値となるだけでなく
その上限値に対し顧客や生徒が
ぶら下がることになるので
全体がどんどん下がっていきます。
結果、
あれほど高い位置にいた自分が
気づけば末端に…
これではビジネスを拡大する
どころの話ではありません。
だから多くの人は、
ビジネスを継続することができず
消えていく羽目となりますが、
今後もビジネスを安定させ
輝いた未来を手にしたいと願うなら
自分が頂点にならず
上から支えてくれる先生の
応援を受けることです。
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僕が未だ成長を止めないのは
能力ではなく先生あってのことです。
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人は小さな存在です。
ひとりで何を行おうと考えても
所詮小さなものです。
そうではなく上下で支え合い
安定感を持たせながら夢を
叶えていくことです。
それだけで自分には無理だと
思っていた夢も叶えることが
できます。