25年のズレ
こんにちは、船ヶ山です。
これだけインターネットが普及し
ボーダレスの時代に突入したとはいえ
日本とアメリカは25年の
ズレがあると言われています。
その証拠に、
レーガノミクス:1981年
アベノミクス:2006年
この政策を見ても
ちょうど25年ですし
401K:1978年
IDECO、NISA:2003年
個人年金が導入されたのも
25年の差となります。
それ以外にも
ソーシャルセキュリティーナンバー:1990年
マイナンバー:2015年
ということを考えると
この25年の差は何か理由が
あるということです。
政府もバカではないので
時差をつける意図がありますし
早ければいいということでは
ありません。
何事もステップがありますし
進化の過程を意識しないと
導入しても国民が理解する
ことができません。
それどころか時期を無視した
取り組みは無駄に終わるという
ことです。
日本も経済大国となり
バブルの時は世界一に
なったので
当時は、アメリカを超えた
気になった人も多いかも
しれませんが、
世界経済の中心は常に
アメリカにありますし
中国が勢いを増したところで
敵うはずもありません。
というのも
世界の基軸通貨を見れば
理解できます。
・シンガポールドル
・香港ドル
・台湾ドル
etc…
○○ドル
と名のつくところは
すべてアメリカの足並みに
政府が強制的に合わせますし
簡単に通貨を変えることが
できないことを考えると
アメリカ以外の国が世界を
取ることは、ほぼ不可能です。
それどころか
お金持ちの総称でもある
プライベートバンクのTOP5も
アメリカになりましたし
人口比率の統計図を見ても
アメリカだけが安定的に
優秀な人材を増やし続けて
います。
それ以外の国は減少傾向にあり
日本においては急降下しているのが
現状です。
このように考えると、
アメリカの凄さが
さらに実感されますが
こういった背景を無視し
インターネットが世界と
繋がったというだけで
25年の差を見ずに
導入してしまうと
拒否反応が起きて暴動に
繋がる可能性があります。
その証拠に、今の日本は、
まだサラリーマン国家で
労働組合が貧しい人を守る
文化があるので
いきなり風向きが変わる
ということはありませんが、
一昔前までのアメリカも
サラリーマン国家だった
ことを考えると、
今後の日本も起業家や
フリーランスが増えることは
容易に想像できます。
特にコロナが起きたことで
大企業が痛手を食い
雇用体系が見直された
ことを考えると、
今後、会社に勤める人は
どんどん減っていきますし
独立し自分で事業を持つ人が
増えるのは必然です。
だからといって
全員が全員独立するという
ことはありませんが、
右向け右の時代は終わったのと
個々を尊重する時代に入ったので
独立する人が増えるのは
時間の問題です。
その時、旧来スタイルを貫き
会社に人生を捧げる奴隷のような
人生を歩むのか?
それとも自分でビジネスを起こし
価値を創造し提供する側の人間に
なるのかは、
それぞれの選択となります。
どっちがいい悪いということは
ありませんが、
今後、本格的にやってくる
二極化を勝ち抜くためには
25年先ゆくアメリカの動向を見て
周りが動き出す前に小さくてもいいので
一歩前に踏み出しておくことです。
その勇気ある小さな一歩が
未来を大きく変えてくれます。