革命者と詐欺師の違い
こんにちは、船ヶ山です。
世の中には、「革命者」と
呼ばれる人たちがいます。
と同時に、
「詐欺師」も沢山います。
もちろん、
最初から人を騙すつもりで
何かを仕掛ければ、それは
例外なく詐欺師となります。
が、
最初は、騙すつもりなく
結果的に詐欺師になって
しまう人もいます。
何が違うのかというと、
予定していたことが
「急遽変更となり」
目的を達成することが
できなかったにすぎません。
例えば、
上場などは、その典型で
最初から上場できないと考え
トライする人などいません。
だからと言って、挑戦した
全員が全員、上場できるのか?
といえば、そんなことありません。
その大半は、
毎月、上場にかかるコストだけ
取られて上場できなかったなんて
人はあとを断ちません。
それでも上場は、多くの人の
憧れでもあるので、
なくなることがないわけですが
ここで大切なのは、
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世の中100%のものはないけど
100%に近づける努力はできる
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ということです。
これは、上場だけに限った
ことではありません。
新しい商品も同じです。
基本、新商品というのは
既存商品の「粗」を改善し
リニューアルさせることで
進化を遂げることができます。
このように言うと、
「革新的なものだってあるでしょ」
という人もいるかもしれませんが、
ゼロから生み出されたものなど
ほぼありません。
飛ばしてみれば、革新的に
見えるものであっても、
順を追ってみていけば、
何かを足したり、引いたりして
商品をリニューアルさせています。
例えば、みんなが使うスマホ。
今の形だけ見れば、革新的なもの
となりますが、
その前は、ガラケーになりますし
もっと前は、PHSやポケベルになります。
このように段階を追って考えれば
すぐに思いつくことはできなくとも
叶えることができます。
だからといってアイデアが
すべて形になるのかといえば
そんなことありません。
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やり遂げた人は、革命者と呼ばれ
途中で止めた人は、ホラ吹きと呼ばれる
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だけです。
だから何かを開発しやり遂げるのは
難しいわけですが、
ビジネスはタイミングもあるので
永遠に時間があるわけではありません。
ようやく難関を乗り越え完成した頃、
時代が終わっていたということも
ありますし
逆に早すぎて、消費者がついて
これないなんてこともあります。
だから、iPhoneも3までは
パッとしなかったわけですが
時代がマッチすれば、
大化けすることもありますので
革新者と呼ばれるためにも
既存商品の粗を探し
改善できることはないかを
考えてみることです。
その際のコツは、
機器的なものだけではなく
消費者が感じるイライラ
フラストレーションベースで
物事を見ていくと
次にやるべきことが自ずと
見えてくるはずです。
あとは、タイミングに合わせて
やり遂げることだけを考えて
ください。
そうすれば、あなたも革新者と
呼ばれる日もそう遠くはない
かもしれません。