鎖に繋がれた人間
こんにちは、船ヶ山です。
多くの人は、鎖に繋がれた奴隷です。
会社という支配者に拘束され
40年間、働かされます。
こんな状況であれば、
当然、鎖に繋がれた瞬間は
あーだこーだ文句は言うけど
その鎖になれる頃、
「鎖自慢が始まる」
のが人間です。
こんな感じです。
何だこれ、こんな鎖つけられたら
自由に動けないじゃないか(怒)
ふざけるな。犬じゃなんだから
こんな重たい鎖、今すぐ外せ!!
といった具合です。
しかし、
そこから数年が経つ頃と人間
面白いもので、
鎖をつけられるのも案外悪くないな
いや、むしろ何も考えなくていいので
楽かもしれない。確かにいい。
しかも、この鎖よく見てみると
かなり頑丈だし作りもしっかり
している。なかなかいいな(笑)
さらに、
そこから出世などしようものなら
俺の鎖どうだい?最高だろ。
お前たちの鎖に比べて一回り
太い作りになっているし
素材もさらに強固なもので
仕上げてるらしいよ。
お前たちもこの鎖が欲しければ
会社にもっと貢献し認められる
ことだね。(えっへん)
もし、あなたがこのような
罠にハマっているとしたら
早く気づくことです。
人間、慣れは怖いもので
どんな悲惨な環境であれ
適用する生き物です。
例えば、音などもそうですが、
幹線道路に隣接したところに
移り住んだとします。
その場合、最初慣れない頃は、
「なんてうるさいんだこの場所は」
と思っていても、1ヶ月もすると
その騒音に慣れてしまい
何がうるさいのかすら
分からなくなります。
その他にも、臭いトイレ。
これも同様に、
誰がが入った直後は臭くて
たまらないものでも
数分もすれば、何も感じなく
なりますが、
それは、匂い自体がなくなった
のではなく
単に、鼻が臭いさに慣れただけです。
そのため、
今、他の人が入れば臭いと感じます。
このように、人間どんな酷いでも
慣れることで何にも感じることが
なくなりますし、
また、その場に居続けることで
むしろ快適に感じるようになります。
それを示したが、「住めば都」です。
ただ、それは慣れが生じさせた
麻痺という現象であって
周りから見たら、決して
いい環境ではありません。
そこに早く気づかない限り、
一生奴隷生活から抜け出す
ことはできませんので、
鎖自慢する暇があるのであれば、
早く目を覚ましてください。
こんな言い方は酷ですが、
あなたは、会社の奴隷。
その生活、いつまで続けますか?