責任を神に押し付けるな
こんにちは、船ヶ山です。
僕のビジネスパートナーでもあり
アメリカで１０００億円の売却に
成功させた人がいます。
この方は若い頃、卒業旅行で
メキシコに一人旅行きました。
その地域は、治安が悪く
子供のホームレスが屯する
地域だったといいます。
気になった僕のパートナーは
教会に行き神父さんに尋ねました。
「なぜ、この地域は子供の
ホームレスが多いのですか？」
すると神父さんは間髪入れず
「お前が救わないからだ」
と言い放ったといいます。
通常で考えたら責任の押し付けです。
とても神父さんの発言とは思えません。
しかし、この神父さんも
「神では救えない」
ことは理解しているし
だからといって自分でも
どうすることもできない
ジレンマに苛まれていたのです。
結果、責任逃れする発言を
しまったといいます。
ただ、この方の面白いところは
学生だったということもあり
素直に信じてしまったのです。
ひとまず救済する最初の一歩として
マクドナルドに子供たちを連れていき
好きなものを注文してあげる
ところから始めました。
今まで、こんなに美味しいものが
世の中にあることを知らなかったと
子供たちは泣きながら言いました。
あれから４０年近く経ちましたが
この地域で出会った子供たちが
どのような大人になっているのかは
分からないと言いますが、
その後、この方はアメリカに会社を作り
少しでも多くの雇用を生めないかと
今もなお奮闘しています。
今回の話は、神ではどうすることも
できないことであっても
自分の解釈を少し変えることで
救える命であったり未来があることを
気づかせてくれた事例となりますので
今の自分であってもできることは
沢山あるということを知ることです。
