船ヶ山哲が暴く「詐欺師が使う」裏テクニック
こんにちは、船ヶ山です。
「詐欺師」
いつの世にもいますが、
「なぜいなくならないのか?」
というと、騙される人も
同時に消えることはないからです。
このように言うと、
「騙す人がいなければ
騙される人もいないでしょ」
という人も多いかもしれません。
が、違います。
一度、詐欺に騙された人は、
「懲りた」
などということを言いますが
それで免疫がつくことはなく
むしろ騙されることに対し
文化を植え付けられてしまうので
騙されやすい状態に陥ります。
その証拠に、
詐欺師たちは「騙しのリスト」を
上手に活用し荒稼ぎを行うわけですが、
そこでの売り上げは「リストの質」
によって決まると言われるのは
テレビ番組などでも放送していることです。
ただ、これはビジネスの世界も同じで
枯れたリストに対し何かを案内しても
反応はしませんが、
信頼あるホットなリストに対しては
何を売っても反応を取ることができます。
これが、『リストの力』です。
とは言え、
なぜ、信頼のないリストであっても
詐欺師たちは次から次へと騙すことが
できるのか?
それは、人間心理が影響しています。
これは「ハロー効果」と呼ばれ
有名芸能人などを起用することで
信頼してしまう効果のことを言います。
その他にも、損になると知りつつ
ヤメられないという人を見かけますが
心理学でいう「コンコルド効果」を
(経済学では、サンクコスト効果)
上手に活用しているのです。
このように騙される人がいつの時代も
消えることがないのは、そこに市場が
存在し、懲りることがないからです。
ただ、詐欺はどんな理由があれ
許されることではありません。
しかし、そこに騙される人がいる限り
詐欺師がいなくなることはありませんので
「次こそは、本当かも・・・」
などとスケベ心を出すのではなく
自分には一切関係ないと耳を塞ぐ
勇気を持つことも大切です。
そうすることができれば、
あなたは詐欺師から身を守る
ことができるようになります。