能力がないヤツは死ぬ
こんにちは、船ヶ山です。
今アメリカでは、４人に１人が
個人事業主として働き、
日本でもすでにフリーランスという
働き方が定着し始めています。
ただこの流れは、今後様々な
業種で広がっていきます。
その１つが、「ウーバー」です。
簡単に説明すると、
今、世界では個人が直接お客を取る
「個人タクシー」が流行っています。
日本では、二種免許などの法規制で
あまり流行ることはありませんでした。
が、
海外ではタクシー業界を飲み込む
勢いで広がっています。
ただ、
このサービスが主流になったことで
様々なことが見えて来ました。
１つは、
個人でも気軽に稼げる時代の到来です。
今まで自分でビジネスを行う上での
一番の障害は「集客」の部分でした。
いくらいい商品を作ったところで
お客がいなければ、
その商品を届けることができません。
しかし、今回のウーバーのように
集客を代行するサービスが提供されると
個人でも気軽にお金を稼ぐことが
できるようになったということです。
ただ、
これは能力がそこそこある人に
とってはすごく魅力的なことで
時間を選ぶことなく自由に働ける
新たな働き方となるわけです。
が、
このことで見えて来たことが
もう１つあります。
それは、「個人の能力」です。
今までは、会社というフィルーターが
あったため能力が低い人でも
上司に「バカだアホだ」と言われながらも
何とか給料をもらうことができていました。
しかし今回のように、
お客と直接取引きするようなサービスが
生まれると、能力が顕著に評価されます。
なぜなら、
このようなサービスを使う場合、
会社がフィルターになることなく
直接、評価されてしまうからです。
だから、能力が低い人は、
起業など考えずに会社にいる方が
安全だったわけですが、
今、世界的に変わり始めていています。
これだけインターネットが広がり
個人が直接やり取りできる時代になると
会社を挟む理由がなくなってくるのです。
そうなった場合、
能力が低い人は、生き残ることすら
できなくなるのです。
それを示す出来事が先日ありました。
子供とレゴランドに行き、帰りに
ウーバーを呼んだときのことです。
すると、
近くでキャッチしたウーバーは
最悪にも「評価２」のダメドライバー
だったのです。
とは言え、
他のドライバーが近くにいる
様子もなかったために
仕方なくこの運転手を待つことに
したのです。
が、
何分待ってもやってきません。
近くに来ては遠ざかり、
また来たかと思うとまたいなくなる
この繰り返しです。
普通で考えれば、こんなことは
あり得ないわけですが、
能力が低い人というのは、
この当たり前なこともできません。
仕方なくその来ては来ないをジッと我慢し
電話でやりとりし何とか乗車することが
できたわけです。
が、
この人のダメっぷりは終わりでは
ありませんでした。
帰り道を反対に進み、真逆の方向に
走っていってしまったのです。
仕方なくそれを指摘すると、
今度は道路を逆走し、
最悪にも警察にとめられてしまった
のです。
僕自身、これまで何度もレゴランドに
行っていますが、
警察がネズミ取りしていることなど
１回もありませんでした。
しかし、そういった人は、
神様にまで嫌われてしまうのか
結局、罰金を取られることに。
その後は何事もなく家に帰宅する
ことができたわけです。
が、
当然のことながらいい評価をあげる
ことはできません。
なぜなら、
次に乗車する人が困ってしまうからです。
ただ、これは笑い事ではありませんし
今後、このように個人がお客と繋がる日も
そう遠くはありません。
そうなった時、能力がそこそこある人は
明るい未来となりますが、
今回のように能力が低い場合は、
お客から見放され廃業するしかありません。
もちろん、
あなたは、こんなドジすることは
ないかもしれませんが、
自分でビジネスを行うということは
日頃、当たり前にできていることが
できなくなります。
なぜなら、
予想外のことが山のようにやってくる
からです。
ただこれは経験である程度カバーする
ことができます。
始めから完璧にこなすことができる
人などいませんし、
何度もやれば人間上手になります。
このように言うと、
「自分は起業する気は一切ない」
と言う人がたまにいますが、
あなたが、その気がなくても会社が
クビを切る可能性は十分ありますし、
再就職できる保障などどこにも
ありません。
だから、万が一のことも考え
準備をしておくことは大切なのです。
例えば、
今回のウーバーもそうですが、他にも
ヤフーオークションなどを利用すれば
個人でも気軽にビジネスを体験する
ことができますので、今から少し
ビジネスにトライしてみてください。
そこで１円でも稼ぐことができれば
あなたの未来はまた違った見え方を
するかもしれません。
起業とは、そんな小さなきっかけから
始まります。
