精神障害者が社会復帰する手段
こんにちは、船ヶ山です。
今回は、メルマガにいただいた
質問に回答していきます。
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質問
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引きこもりなど、精神障害者が
健常者として普通に働くために
するべくことは何でしょうか?
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回答
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まず答えは、2つに分かれます。
1つ目は、
元々は元気だった人がうつ病などで
障害を受けてしまった場合、
2つ目は、
元々障害を抱えていて昔からずっと
引きこもり生活を過ごしている場合、
まず、1つ目の打開策は、
いきなり成功を望んむとかえって
本人を苦しめてしまいます。
そうではなく、
元気だった頃のものを1つでも
2つでも戻すことを優先します。
僕がうつ病から回復したのは、
昔、飼っていた猫を飼い始めた
ことです。
もちろん、見た目は同じでも
違う猫ではあるのですが、
これにより壊れたピースを1つ
取り戻すことができました。
ここでのポイントは、
基盤がガタついている間に
上物を建設するのではなく
まずは、不安要素を洗い出し
ガタついている基礎を固める
ことが大切だということです。
次に2つ目です。
元から引きこもりの人は、
よかった頃の過去がないので
ピースを戻す作業ができません。
そこで、
彼らにやらなくてはいけないのは、
「小さな成功体験」です。
ここでのポイントは、
大きくある必要はありません。
小さくていいのです。
ただ、
この小さい成功体験というのは、
「数が増える」ことで自信に転換
される特徴があります。
当然、健常者の人からしたら簡単な
ことでも彼らにしたら大変なことも
ありますので、
これは簡単だからとバカにせず
ベイビーステップで小さな成功体験を
実感させることです。
そうすることで彼らの未来は開けます。