社員であれ市場を意識しろ
こんにちは、船ヶ山です。
その人の立場が社長であれ社員であれ
同じ1つの市場の中で戦っています。
例えば、出版業界の場合、
出版社が著者と共同し1冊の本を作り
本屋さんに並べることで、どれだけの
数が売れたかが分かります。
当然、人気作家になれば、
著者名が業界に知れ渡りますし
それを支えた編集者も業界に
名を知られることになります。
ここまでは何となく理解できると
思いますが、
著者と編集者は立場が違います。
本を出す人の大半は、起業家ないし
会社経営している社長です。
一方で、編集者は、どんなに
名プロデューサーと呼ばれる人で
あってもどこかの会社の社員です。
これは別に、編集者をバカに
しているわけではなく
社員という形式であっても
「1冊の本をヒットさせる」
ことができれば、業界に名を残す
ことができるということです。
当然、そうなればヘットハンティング
の話が来るかもしれませんし、
周りに応援する人も増えるので
色々な人の支援を受けながら
起業の道を歩むことも可能と
なります。
しかし
そこでヒットを出せない人が
起業に踏み出したところで
成功することは、ほぼありません。
なぜなら、
今の会社が持つリソースを使って
ヒットを出せなかった人が独立し
寂びしいリソースの中市場に打って
出たところで、勝てる見込みなど
ありません。
そう考えると将来独立を希望する
社員には、サラリーマン時代から
「市場を意識させ」
市場における自分の位置付けで
あったり、成果を市場ベースで
出させることです。
僕も色々な人と仕事をする
機会がありますが、
優秀な人は、どこかの社員であれ
業界の人は皆知っていますし
その人が会社を辞めたとしても
またどこかのプロジェクトで
一緒になることがありますが、
その時に、社員だからとか
起業家だからという境なく
皆、接しています。
そう考えると、肩書きなど
どうでもよく
その人の意識が会社の中だけで
戦っている人なのか?
それとも市場を意識した状態で
戦っているのか?
ということの方が、重要だと
いうことです。
なので、これを見られている
サラリーマンの方は、
「起業できていないからダメ」
と考えるのではなく
今から起業家と肩を並べ
市場の中で名を残せる功績を
意識してください。
そこさえ始めから意識しておけば
起業後も何かを変えることなく
そのままの延長で成功を勝ち得る
ことができるようになります。