知らぬのは自分だけ
こんにちは、船ヶ山です。
業界の中には、逸話があります。
例えば、訪問販売の世界では、
「お断りステッカー」
を家に貼っている人は、
「押しに弱く」
セールスされると断れず
買ってしまったり、
セミナーという手法を使い
高額の商品を販売する世界では
「お金がない」
を聞いてもないのにいう人は
本当は一括払いできるだけの
資金力があるにも拘らず、
警戒心の表れでお金がないと
防御を張る傾向があるなど
消費者は上手く隠せている
つもりでも
その業界のプロからしたら
「私はカモです」
と宣言しているようなものです。
このように言うと、
「本当にお金がない人もいますよね?」
という人もいると思いますが、
もちろんです。
ただ、本当にお金がない人と
嘘をついている人の違いは、
聞いてもないのに、
お金がないという人は
嘘ついる可能性が大
となりますし、
本当にお金がない人は、
具体的な数字を出しながら
「月1万円なら用意できるのですが
どうにか参加できないでしょうか?」
といった具合に
どうしたらお金を払うことが
できるのかを相談してきます。
このように傾向性が見えてくると、
知らぬのは自分だけで
滑稽なパフォーマンスをしている
ことに気づくことができます。
まさに、大根(三流)役者です。
だからといって、
「それ嘘ですよね?」
と言ってしまえば、
相手を傷つけるだけなので、
相手の嘘を承知にしつつ
言葉に惑わされないことです。
そこさえ抑えることができれば
動揺せずに腰を据えてセールスを
行うことができるので、
売り上げをどんどん上げていく
ことが可能となります。
それが、業界のパターンを知る
効果です。