消費者に評価されない努力
こんにちは、船ヶ山です。
日本の製品は、進化しました。
20年前と比べ、質だけでなく
クオリティーは上がり、
粗悪の代表格であった
Made in chaina
の製品ですら、日本製品以上に
高度なものとなったわけです。
が、
その一方で、過剰な開発が進み
顧客が望んでいない領域に
入ってしまったのも事実です。
その証拠に、
「2019年度モデルの電卓」
と言われても何がどう変わったのか
分かりませんせんし、
20年前の電卓であっても、間違えた
計算を出していたわけでもありません。
にも拘らず、
日本の企業は、どこが変わったのかすら
分からない領域にまで開発に拘り
相変わらず、機能と質を向上する
活動を行なっているわけですが、
そんなお金が余っているのであれば
宣伝費に使った方がより売り上げを
あげることができるというものです。
このように日本の企業は麻痺しています。
日本は、技術でのし上がった国なので
体制的に、ある意味、仕方ないと言える
かもしれません。
が、
お金は使い方次第です。
効果の薄いところに投入すれば
リターンも少ないものとなります。
が、
集客やセールスに繋がる部分に
お金を投入することができれば
認知も広がり、倍々ゲームで
売り上げを伸ばしていくことも
できるようになりますので、
今、自分たちが行なっている
活動は本当にあっているのか?
ということを常に疑いつつ
「消費者に評価されない努力は無駄である」
ということを自分に言い聞かせ
お金の使い先を考えるように
してください。
そこを間違えてしまうと
投資が投資ではなくなります。