治療院が病院のように拡大しない理由
こんにちは、船ヶ山です。
世の中には、沢山の治療院が
至る所にひしめいていますが、
どれだけ腕を磨きゴットハンドに
なったところで、病院のように
大きくならないのは、
「仕組みがない」
ことが最大のネックとなります。
その一方で、病院は違います。
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症状をステージごとに分け
解決に至る手段を変えている
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ということです。
例えば、
ステージ1のがん患者と
ステージ4のがん患者への
アプローチは違いますし
検査の量や範囲も異なります。
この発想が治療家にはありません。
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すべての症状を腕1本で
解決しようとしています。
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その考えがそもそも間違えです。
なぜなら、
肩こりひとつとっても
同じコリとは限りませんし
他に、体の歪みやリンパの
滞りなども状況は異なります。
にも拘らず、
手技だけで解決しようと
考えているため
非常に時間がかかったり
解決まで至らず患者が
次に(ライバルの元)行く
ケースが多々ありますが、
治療院も患者の状態に合わせ
解決に至る手段を変えれば
システマチックに症状を
克服することもできますし
店舗を病院規模で大きく
していくこともできます。
その証拠に、
治療院と病院の間に位置付けする
美容整形などは、その点を考慮
しながら上手に行っています。
顧客の状況と要望の両方を
しっかりカウンセリングし
同じ二重手術であっても
複数プランを設けることで
顧客の要望を叶えています。
結果、店舗は全国へと拡大し
本部機能を兼ね備える本社は
都心部に自社ビルを建てています。
こういった視点が治療家にあれば
もっと大きなビジネスを展開する
こともできますが、
ほとんどの治療家は、
ゴットハンドと言いながら
頭や収入はゴットではないため
小さな店舗を切り盛りするのが
やっととなります。
これは非常に勿体無いことなので
大型の病院までの規模とはいかずとも
今より大きな規模でビジネスを
展開したいと望むなら
患者と技術を一緒くたにして
考えるのではなく
症状や状態別で振り分け
解決する手段(検査も含め)
を変えることです。
それだけで治療家業界に
インパクトと驚きを与える
こととなります。