業界TOPの戦略
こんにちは、船ヶ山です。
同じ業種業態であっても
狙う規模によって
戦略は大きく異なります。
大手企業(業界TOP)の戦略は
市場の外から文化なき人を
新たなに入れるのに対し
中小零細、個人の戦略は
すでに誰かが市場に入れた
文化ある人に自社商品を売る
というようなことをします。
いわゆるライバルの粗を狙った
フラストレーションへの提案です。
このように規模や売り上げに
よって戦略が大きく異なります。
そこを間違えると、
無駄なコストが発生し
赤字をくらうなんてことが
発生します。
その典型は、中小企業が
文化なき人を文化ありに
変える戦略です。
この場合、
やってできないことは
ありませんが、
膨大な広告費と絶対的な
信頼がない限り、
顧客のこれまでの文化を
変えることはできません。
40年以上、その分野の
商品を買ってこなかった人が
2時間程度のセールスで
40年を覆すのは不可能です。
にも拘らず、
自分の能力を過信する勘違い野郎は
処女狙いを企てるわけですが
その思いが実ことがないのは
文化ない人を惹きつけるだけの
魅力がないということです。
だから多くの中小企業は、
中小の枠から抜け出ることが
できないわけですが、
もし、本気で業界を変え
大企業とは行かずとも
業界TOPの仲間入りを
果たしたいと願うなら
「市場に寄付する気持ち」
を忘れないことです。
具体的には、文化ない人を
市場の外から連れてくる
ということです。
ちなみに僕の場合、
テレビやラジオに出ることで
労力はもちろんのこと膨大な
広告費をかけています。
これまで日経新聞、毎日新聞
読売新聞などに全面広告を
行ってきましたが、
軽く数千万円は超えていますし
色々なものを合わせたら
億単位のお金はかかっています。
だから僕のところには、
常に新規顧客が殺到し
ライバルにはない
独自性を打ち出すことが
できているわけですが、
それはライバルとは異なる
市場の外を狙った戦略を
行っているからです。
ただ、先ほども言ったように
市場の外を狙う場合、
膨大なお金と絶対的な信頼性が
なければ、かけたお金を回収する
どころか赤字をくらう羽目と
なりますので
今の自分の位置付けであったり
余力ある資金状態を把握しながら
戦略を組み立てないと
売り上げに変えることは
できませんので、
自分自身を常に客観視し
俯瞰した目で自らを見る
ことです。
そこさえ抑えることができれば
業界TOPを狙うことも可能です。
大手には大手の戦略があります。
目先のテクニックの部分だけを
真似しても敵わないのは、
根底に持っている考え方が
(市場自体を成長させる)
そもそも違うからです。
そこを見ずして大手の戦略を
真似ても足元にも及びません。
なぜなら、
大手企業は、顧客を育てる前に
市場全体のことを考えているからです。
これが「市場へ寄付する」という考えです。