格と拘り

 

こんにちは、船ヶ山です。

あなたは、誇りや拘りを持っていますか?

このように言うと、

「どうかな、言われてみればないかも」

と答える人も多いかもしれませんが、

世界に出ると強い拘りを持つ人が
山のようにいます。

特に出身地に関しては拘りが強く
人によっては怒り出す人もいます。

例えば、

シンガポールに住む人のことを
「シンガポーリアン」

台湾に住む人のことを
「タイワニーズ」

香港に住む人のことを
「ホンコニーズ」

と呼ぶわけですが、元をたどれば、
「中国人」です。

当然、見た目も中国人だし中国も話せます。

しかし彼らに、

「中国人ですか?」

と聞くと

「違います。タイワニーズです」

とピシャッと否定されます。

おそらく我々日本人には分からない
拘りがあるのだとは思いますが、

出身地に関しては誰もが強い拘りと
誇りを持っています。

他にも、どこで生まれたのかと
いうことも拘りの1つで、

「マレーシアンチャイニーズ」

というものまでいます。

ようは、マレーシア生まれの
中国人という意味なのですが、

こちらも同様に中国人ではないと
答えます。

正直、ここまでの話であれば、
どうでもよく、そんな拘り
下らないとすら思うわけです。

が、

海外にいると、我々日本人も
中国人や韓国人に間違われる
ことがあります。

その時は、

よく分からない感情が沸き起こり

「違います。ジャパニーズです」

と答える自分を見ると彼らも
同じような感覚なのだと知る
ことができます。

ではなぜ

そのような感情が沸き起こるのか?

というと、見えない格や拘りが怒りを
引き起こしているということです。

具体的に説明すると、

日本人は、中国人を格下にみます。

そして、

中国人は、韓国人を格下にみます。

が、

それは過去の話で、今海外では
日本人は中国人より格下となり

ハリウッド映画では日本人ではなく
中国人がアジア代表としてスクリーンを
飾っています。

これは、中国資本が映画市場に
大きな影響を与えているということと

今中国は世界に対し力を持ち始めている
ということの2つの理由が、

今の中国の影響力を生み出している
というわけです。

が、

ただそんな中国人ですが、少し面白く
自国の通貨でもある元に信用を持たず

ビットコインなどの仮想通貨の方が
信用できるという現実を持っています。

このように世界単位で見ていくと
ビジネスの視点や視野の持ち方も
変わります。

ですので、

今、日本に行き詰まりを感じている
という方は、少し海外旅行でもして
世界に触れてみるといいかもしれません。

数時間、飛行機に乗るだけで
日本での常識や習慣が通用せず
意外な答えに出会えるかもしれません。

 

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