本当のグローバル化とは一体?
こんにちは、船ヶ山です。
近年、グルーバル化が騒がれる
ようになって早数年が経ちますが、
グルーバル化=インターネット
だと誤解している人もいるようですが、
本当の意味でのグルーバルカとは
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「世界単位で見た求人」
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のことを示します。
当時ドイツは東と西に分かれていましたが
壁を取り払うことで社会主義国的な考えは
止めて分け隔てない考えを持ちましょう。
であったり
ソビエト連邦はロシアに名を変え
貿易を始めるきっかけを得たとも
言われています。
具体的には、
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中国に安い工場を作って
給料の安い人たちを使う
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というような施策が行われ
世界の垣根がなくなったのです。
いわゆる世界を基準値考えた
人件費のせどり(鞘どり)です。
ただ、このようなことは
長くは続きません。
安い人件費で雇っていた中国に
世界からのオーダーが殺到することで
中国人のお金持ちは増えましたし
会社が儲かれば必然的に人件費が
上がるのは当然のことです。
だからといって、
この考えをそのままもっと人件費の
安いアフリカに持って行っても通用
しません。
なぜなら、
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人や国にはステージがあるからです。
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昨日まで野良作業していた人が
急にITに飛ぶことはできません。
農業→建設業→製造業→サービス業
というようなステップを踏んで
日本も進化していったように
何事も段階があります。
その段階を無視して一足飛びで
何かを教えたところで順応する
ことはできません。
それどころか国に混乱を招き
これまでの仕事もおぼつかない
なんてこともおきます。
そのため単純に安い国に
今行っている業務を持ち込めば
「代替えは務まる」
ということではないのです。
その結果、
行き場を失った人件費は高騰を続け
世界インフレを巻き起こしましたが、
かつての日本を見ても分かるように
急速に成長した国には歪みが起き
耐えきれくなることで
崩壊が起きるのがバブルです。
人のレベルは様々です。
ついていける人ばかりではありません。
そのほとんど(8割以上)は
変わりたくても変われないのです。
そんな中、
世界供給があるからといって
背中を押されても走れる人
ばかりではありませんし
途中で足を引っ掛け転んでしまう人が
出るのは容易に想像できるので
今後、安定した世界を望むなら
ステージを意識した取り組みが
大切なのかもしれません。