普及率１６％の理論
こんにちは、船ヶ山です。
あなたは、新しい商品を出せば
儲かると誤解していませんか？
それは罠であり、
そこにハマると地獄を見ること
になります。
その証拠に、
マーケティング用語で
イノベーター理論というものが
あるのですが、
・イノベーター（革新者）2.5%
・アーリーアダプター（初期採用者）13.5%
・アーリーマジョリティ（前期追随者）34%
・レイトマジョリティ（後期追随者）34%
・ラガード（遅滞者）16%
というような流れで商品は発展し
衰退を迎えます。
しかし、新しいものが大好きな
妄想家は、誰もやっていないものを
手掛けさえすれば儲かると考えて
しまいます。
が、
この数値を見て分かるように
商品が世に浸透するまでには
時間がかかるということなのです。
ただ、
これは、あくまで上手くいっての
話であって、
その大半は、広がることなく
消え失せてしまう悲しい現状
があります。
では、どうしたらビジネスを
外すことなく成功の兆しを
手に入れることができるのか？
というと、
・イノベーター（革新者）2.5%
・アーリーアダプター（初期採用者）13.5%
この２つの合計でもある１６％の
普及率を見ることです。
これをマーケティングの世界では
「普及率１６％の理論」
というわけですが、
イノベーターを超え、アーリーアダプター
までいけば、よほどのことがない限り、
広がると考えられているのです。
このように何事も基準値というものがあり
目安になる数値というものがあります。
これを知らずに、
ただ他がやっていないから儲かるとか
斬新なアイデアを出せば儲かるなど
自分だけを基軸に考えてしまうと
それは、もはやビジネスではなく
趣味の世界となってしまいますので、
「ビジネスとしてきっちり成功させたい」
と望むのであれば、今回のような
基準値も少し意識しながらビジネスを
行なってみてください。
そこが向けてしまうと、
ただの妄想となるだけですので、
冷や水をかぶる前に目を覚まして
ください。
