感謝の言葉より、相手を喜ばせる言葉とは
こんにちは、船ヶ山です。
僕の会員さんで、ペット霊園を経営
している人がいます。
その方が作った冊子があるのですが、
その冊子は、
ペットが最後して欲しいことが
書かれています。
その中で、一番、心に響いたのは、
「名前を呼ぶ」というものです。
世の中、感謝の言葉や思いを伝える
言葉は沢山あります。
しかし、
それらを言ったところで、
おそらくペットは、それを
理解できません。
ただ、名前は違います。
何十年も、呼んできた愛着のある
呼び名です。
それを最後に呼ばれるだけで、
安心するというのは、分かる
気がします。
これは、人間も同じです。
今、僕の家族は、マレーシアに
住んでいるので、その名前で
あっても、発音の違いで正確に
伝わることがありません。
先日もこの名前について面白いな
と思ったことがあります。
それは、
長男のレムが、フロントにいる
警備員のことを避けて、
「あの人嫌い」というのです。
不思議に思た僕は、長男に対し、
「なぜと?」聞くと、
だって、「レモ」って言うから。
そうです。
正しい名前は、「レム」なのに対し
彼が呼ぶ名前は、「レモ」なのです。
別に彼は悪気はなく、他国の人なので
ある意味、仕方がないのですが、
しかし、嫌いだと言うのです。
もちろん、その彼は、非常に
愛想がよく長男に対しても、
気を使い声をかけてくれます。
でも、やはり自分の名前を
間違えて言うのが許せない
ようです。
子供は、まだ小さいので、
論理的なことや難しいことは
分かりません。
その場の一瞬の感情で判断し
固定化してしまいます。
ただ、これは、初対面の人
であれば、同じだと思います。
もし、今日あなたが誰かと出会い
次に、その人とあった時に、
あなたの名前を覚えていたら、
その人のことをどう思いますか?
少し嬉しくないですか。
それだけ、名前というのは、
大きな影響を与えてくれます。
もし、あなたの中で大好きな
人がいるのであれば、
今日は、いつもより多く
名前を呼んであげてください。
できれば、
子供の時から呼ばれている
愛称の方が嬉しいかもしれません。
それだけで、呼ばれた本人は、
ハッピーな1日になることができます。