寂しさを埋める価値
こんにちは、船ヶ山です。
近年、様々な物が便利になり
希薄な世の中になりつつあります。
商品を買うにしてもネットで注文し
友達に連絡を取るのもメッセージャOK
こうなってしまえば、便利では
ありますが、
同時に寂しさを感じる人も出てきます。
その象徴は、
「アナログに生きた時代の人」です。
なぜなら、
ネットが出てから生まれた
ミレミアム世代の人たちは、
今の現状が当たり前に育っているので
「寂しい」と感じることはなく、
むしろ、それが普通だし、
「非効率なものを煩わしい」
と感じるほどです。
だから新世代の人に今回の話をしても
意味不明だと思いますが、
アナログ世代(昭和世代)の人は
違います。
作りすぎた夕食を隣近所で分け合い
子供が悪いことすれば近所のおじさんが
雷を落とすなんてことは日常茶飯事。
そんな世の中に生きた人です。
そこには、人との触れ合いを感じる
ことができましたし、
いい悪い抜きにして、近所の会話が
ありました。
あれから、数十年。
今では近所の会話は、街から消え去り
小さな子供に少しでも話しかけよう
ものなら、犯罪者扱いです。
ましては、作りすぎた夕食を隣近所に
振舞った際には、
「ヒ素でも混入してあるのでは?」
と疑いの眼差しを寄せされます。
それだけ昭和の人間からしたら
ギスギスした世の中のように
感じますし、寂しさを感じる
かもしれません。
そこにこそ新たな価値は生まれます。
というのも、
ギスギスした世の中に対し
フラストレーションを感じる
ということは、
その策を埋める提案をすれば
価値となり、お金になります。
それが、
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寂しさを埋めるサービス
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です。
ひと昔前に流行ったビジネスには
老人向けの話し相手なんてのも
ありましたし、
最近では、子供連れで行う家政婦
サービスなんてのもヒットしました。
これは従来あった家政婦にはない
子供を連れていくことで老人の
寂しいを間接的に埋めることで
一気に火がつき話題となりました。
このように、昔は当たり前で
今は、失われたというものに
フォーカスすることができれば
新しい需要を掴むことができますし
また新規でビジネスを起こすことも
できるようになります。
ですので、
自分の業種は古いからダメ
と考えるのではなく
古い業種に寂しいを埋める策を
プラスすることができれば、
また新しいにすることができますので
世の中の心理の動きにも少しを目を
向けるといいかもしれません。
それだけで、新たなキャッシュが
生まれます。
ただ、、、
この寂しいをビジネスにする場合、
少し注意があります。
それは、
あまりに特定の顧客に近づきすると
よくも悪くも親近感が発生し
他の顧客と少し仲良くでもしようなら
取られたとなって攻撃を受けることも
ありますので十分気をつけてください。