客が逃げ出す飲食店の過ちとは
こんにちは、船ヶ山です。
先日、子供達が日本に
一時帰国していたので、
自然豊かな公園に連れて
いくためにマグロで有名な
三崎口に行ってきました。
駅に着き、バスの時刻を見ると
待ち時間が1時間ほどあったので
駅前にあるまぐろを扱う
お店に入ることにしました。
店に入ると、先客が1組いました。
これであれば、待ち時間も
短いと判断し、子供たちと
席に着くことにしました。
すると、
その先客も今、来たばかりようで
注文をオーダーしている最中でした。
店には、店主が1人しかいなかった
ので時間のかからないマグロ定食を
オーダーすることにしました。
通常であれば、刺身を並べて
出すだけなので、
長くとも10分もあれば出てきます。
しかし、、
20分経っても定食が出てきません。
気になった僕は先客のテーブルを
見てみることにしました。
すると、先客の席にも注文した
料理が出されていません。
心配になった僕は、厨房を見ると
何やら焼き物をしてるようです。
そんな中、お店にはお客が次から
次へと入ってきましたが、
オーダーを取る余裕もありません。
仕方なくお客は黙って待つ羽目に。。。
そこから10分が経ちようやく
先客のテーブルに焼き鳥2本が
出されました。
この時点で、僕が店に入ってから
30分は経過しています。
今度こそ僕たちの定食が出されるかと
思いきや今度は、炒め物をしています。
一向にマグロ定食に取り掛かる
様子がありません。
さすがに今、定食を出されても
子供達が食べる時間がないと判断し
店をあとにすることにしました。
その後もバスの待ち時間が少し
あったので、お店を見ていると
次から次へと店をあとにする
お客が絶えません。
そうです。
僕たちと同じで待ち時間にシビレを
切らし何も食べることなく出てきて
しまったのです。
結果、始めに入った1組を残し
他の人たちは、何も食べれず
全員外に出てきてしまいました。
これは、外から見ていても
異常な光景ではありましたが、
なぜ、このようなことが起きて
しまったのか?
というと、
店主が食事を出す順番を
見誤ったということです。
この店主は、一番時間のかかるものを
先に終わらせれば、あとが楽だと考えた
のかもしれません。
その考えが仇となり、大半のお客を
逃す結果となりました。
が、
もし、そこで速いものを出し
ひとまず一品づつでも全テーブルに
食事を何らか出しておけば
誰も変えることがなかったという
ことです。
なぜなら、一品であれ提供されれば
他の食事も待つ確率が格段に上がる
からです。
にも拘らず、
この店主は、順番を間違えかつ
他の客を放置してしまったことで
せっかく新規で来店してくれた
お客を失うこととなりました。
その証拠に、
帰り道もそのお店の前を通りましたが
どうせ待たされるだろということで
他店に行き、ブリを食べて帰りました。
なぜ、ブリだったのか?
というと、夕方でマグロは売り切れ
ブリしか残っていなかったからです。
これは、ある意味仕方ないことですが、
もし、昼間のお店ですぐに店主が定食を
出してくれていたら、マグロを食べれて
いたと思うと悔しい気持ちで一杯です。
というのも、
長男の大好物がマグロだったからです。