奴隷は自分の鎖を自慢する
こんにちは、船ヶ山です。
サラリーマンを長くやっていると
出世を競い合うようになります。
が、
それは言い換えれば、
鎖を自慢するようなもので
主任の鎖より係長の鎖は強く
係長の鎖より課長の鎖は頑丈です。
もちろん、
その上の部長ともなれば
太く、強く、頑丈で
素材もステンレス製となります。
しかし、
それは役職という名の鎖にすぎず
強くなればなるほど責任はのしかかり
会社に繋がれた鎖は簡単に
関係性を断つことを許しません。
役職、待遇、福利厚生
これらを餌に、まさか鎖がある
ということを気づかせないように
しています。
とは言え、
このようなことは少し考えれば
分かるものを
どうして多くの人は気づかないのか?
それは、
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常識を守ると偏見を嫌い
ステレオタイプになる
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ということを知らないからです。
それどころか会社に繋がれた鎖を
自慢するような人まで出てくるので
目も当てられません。
が、しかし、
それはどんなに素晴らしく見えても
鎖であることには変わりません。
そのことに気づかない限り、
今、手にしている名声や自由は
他人の管理下にあるということが
分かります。
とは言え、
それが幻想だったと気づくのは
定年したあとなので
あとは死んでいくだけと考えれば
決して鎖に繋がれたような人生も
悪くないのかもしれませんが、
「そんな犬みたいな人生は嫌」
というのであれば、硬く頑丈な
鎖を今すぐ外し他人の人生ではなく
自分の人生を生きることです。
最初は、長年つけられた鎖の跡が
消えないかもしれませんが、
時間と共に消えていき
本当の自由は他人の拘束の中にある
ものではないと気づくはずです。