失敗できない臆病者
こんにちは、船ヶ山です。
世の中には、完璧主義者という
人たちがいます。
が、
彼らたちの特徴は、自分が
小さな世界の中にいることに
気づけていないということです。
分かりやすい例を出します。
1cm四方のマスを1分以内に
塗りつぶすというミッションが
あったとします。
大半の人は、時間制限の中で
叶えることができます。
しかし、
このマスの数と規模が大きくなれば
同じ内容でも話は変わってきます。
塗りが薄くなる箇所が出てきたり
隙間が空くなどして
完全真っ黒にすることはできません。
また、同じ内容のものでも
さらに大きくなり、ひとりでは
塗りつぶせない領域のものとなれば
自分以外の人を使う必要もあるので
完璧を目指すのは不可能です。
にも拘らず、
完璧主義の人は、完璧という言葉に
支配され
妥協を許すことができないわけです。
が、
物理的な問題をクリアーすることは
本人もできないと知っているので
他人の領域に踏み込むことはしません。
結果、
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自分の世界から出ることはできず
小さな場所に留まる羽目となります。
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ただ、ビジネスを行う場合、
この考えを早く捨てない限り、
独立することも世界を広げる
こともできません。
なぜなら、
ビジネスは世界に対し価値を想像し
交換することで、対価を得なくては
いけないからです。
そもそも世の中には、
共通する完璧などありません。
自分の考える完璧が必ずしも顧客に
とっての完璧とはいえないからです。
だからといって
「手を抜く」とは違います。
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完璧なものを作ることはできずとも
期間内で最善を尽くすことはできます。
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だから多くの起業家は、期間を決めて
その範囲内で出来る限りの知恵を絞る
わけですが、
完璧主義者のガリ勉オタクは、
この考えを知らないばかりに自分の
世界から外に出ることはできず
未知の世界(起業)に挑むことが
できないわけですが、
言い換えれば、
失敗を恐れる臆病者が、家の中に
引きこもっているのと変わりません。
そんなことしても自分の可能性を
広げることはできませんので
未来を変えるためにもくだらない
完璧主義を今すぐ捨て、
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失敗を「改善に変える」思考に
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今すぐ切り替えることです。
そこさえ抑えることができれば
マスを完璧に塗りつぶさなければ
いけないという強迫観念を取り払い
自由かクリエイティブな生活を
取り戻すことができるように
なります。