営業せずに商品を売る
こんにちは、船ヶ山です。
前回は、僕が営業を嫌いになった理由を
過去のエピソードを踏まえお話ししました。
が、
自分でビジネスを持つということは
何らかの形で商品を売り、売り上げを
上げなければ継続することができません。
当たり前なことですが会社というものは
設立するだけであれば誰でもできますが
継続しなければ意味がありません。
しかし、
新卒の僕は、社会人1年目にして
営業を嫌いになってしまったのです。
これでは起業どころの話ではありません。
ただ、
そんな折、あるきっかけを通じて、
今回お話しする秘策に出会ったのです。
その秘策とは、『マーケティング』です。
「えー今更、マーケティング」という
人もいるかもしれませんが、
ビジネスが上手くいっていない人は、
マーケティングを学んでいないか
誤解した状態で教えられています。
その証拠に、
ビジネスを始めたら、まずはターゲットを
決めなさいと教えられていると思いますが、
これは、
真面目なあなたに仕掛けられた罠なのです。
事例を出しながら詳しく説明していきます。
あなたが5000円のマッサージ店を開業
するとします。
その場合、
ビジネスを失敗させてしまう人は肩こりや
腰痛に悩んでいる人をターゲットに選んで
しまうのですが、
その悩みを抱えている人が必ずしもお金を
払うとは限らないのです。
その証拠に、
世の中には、肩こりもあるし腰痛を持って
いる人が沢山いますが、
その全員が、5000円のマッサージ店に
行くことはありません。
これは、あなたの友人何人かに聞けば
すぐに分かることです。
しかし、
ビジネスを失敗させてしまう人は、自分の
腕が悪いと誤解しスキル磨きの旅に出ます。
が、
そうではありません。
世の中の店舗を見渡せば分かると思いますが、
必ずしも、ゴットハンドのお店ばかりが生き
残っているとは言えません。
ツボもろくに知らないような無免許のお店で
あっても潰れることなく継続しているのです。
では、誰がお金を払いどのように見分ければ
いいのか?
そして、ターゲットは決めたほうがいいのか?
それとも、必要ないのか?
おそらく、
大半の人は、この質問に正確に答えれないと
思います。
なぜなら、
マーケティングを学んでいないか、もしくは
学んでいたとしても誤解して覚えてしまった
からです。
だから、
ビジネスを始めたら、まずはターゲットと
バカなことを得意気に言うようになるのです。
しかし、
先のほどの例を見ても分かるように、
悩んでいるだけの人にアプローチした
ところでお金を払うことはありません。
ターゲットを決めるだけでは不十分なのです。
だから、
もしあなたがチラシやホームページなどで、
「あなたはこんなお悩み抱えていませんか?」
というようなコピーを書いていたら要注意です。
しかし、
この答えを正確に出せるようになれば、
マッサージのスキルを磨きに行く必要など
なかったということに気づくはずです。
なぜなら、
集客や価格というものは、スキルで決まる
ものではないからです。
これも誤解している人が多いのですが、
スキルを上げたからといって必ずしも
高額を受注できるようにはなりません。
これはマッサージだけではありません。
どの業種も基本、同じです。
品質や機能を高めたところで高額商品が
売れることなどないのです。
だから、
あなたがこれまでに、間違いだらけの
エセマーケティングを学んでしまって
いたとしたら、
何も知識がない人より時間がかかります。
なぜなら、
まず始めに、その誤解の糸を1つずつ
解いて行く必要があるからです。
しかし、
本物のマーケティングを知れば、
あなたの今までの努力や苦労は
嘘のように現金化します。
それが、マーケティングの力です。