円安になると儲かる業種
こんにちは、船ヶ山です。
日本は、輸出入の国です。
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海外から資材を仕入れ(輸入)
加工し海外に販売する(輸出)
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両方を行なっています。
こういった国は非常に珍しく
ある意味、バランスの取れた
国と言えます。
なぜなら、
輸入だけに頼っていると
円高の時は得しますが、
円安に触れた瞬間、
損することになるので
打撃を受けますし、
逆に、輸出だけの場合、
円安になると儲かりますが
円高になると損します。
この観点で見た場合、
どの国も必ず相場があり
他国とのバランスで
相対的な評価は決まります。
また安易に円安、円高と
表現されますが、
世界全体で見た場合に
どうかを知ることも大切です。
アメリカドルに対して
円安であっても
それが円が安いのか?
それともドルが高いのか?
が分かりません。
それを相対的に見るには
アメリカドルとユーロを
比較してみたり
日本円と他国の通貨を比べます。
そうすることで
円が安くなっているのか?
それとも逆なのかが分かります。
バブル崩壊後、日本はデフレに入り
暗闇(不景気)の30年を過ごしましたが
未だ回復の見込みが見えないのは
製造業を近隣諸国に受け渡した
ことが大きな要因となります。
だからといって
一度、手放したものを
他国も返すはずもありません。
日本は「次に」いくしかないのです。
言い換えれば、
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下請け(真似)仕事を手放し
クリエイティブに行くということです。
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しかし、これまでの日本の教育は
言われたことをしっかりできれば
評価されてきた時代なので
暗記原点方式を採用してきましたが
その子のいいところを伸ばす教育に
変えていかなければクリエイティブを
育てることはできません。
かといって、
未だ日本人はサラリーマン国家なので
クリエイティブ(起業家思考)を
教えるのは難しいのが現状です。
だから僕は、日本の教育を待つことなく
海外(カナダ)に飛び出したわけですが
今はインターネットを通じれば簡単に
海外にアクセスできる時代なので
遅れた日本の教育をベースに
子供を育てるのではなく
起業家思考を当たり前とする
国の文化に触れクリエイティブを
育ててあげることです。
そういったことを今のうちから
少しでも始めておくだけで
我々の子供たちが大人になる頃、
日本が復活することもありえる
かもしれません。
そのためにも現状を把握し
ダメになったものにしがみつく
のではなく
「新しいものを生み出す側になる」
という意思と覚悟を持つことです。
それが起業家になるということであり
新しい未来の幕開けを手にします。