依存体質が生まれた過去
こんにちは、船ヶ山です。
サラリーマンと起業家の大きな違いは
依存体質か自立体質の違いにあります。
だからといって、
雇われサラリーマンの全員が依存体質で
起業家の全員が自立できているのか?
といえば、そんなことはなく
雇われでも自立できている人もいれば、
起業家でも依存体質な人もいます。
このように言うと、
「それだと、サラリーマンと
起業家の違いにならないでしょ」
という反論もあるかと思いますが、
真意はここからです。
雇われサラリーマンであっても
起業家思考を持っている人は、
サラリーマンというのは形式の
1つであって自分がしっかりとした
「軸」を持ちさえすれば
どのステージで働いても
成果を出せると考えています。
一方で、
起業家と名乗りながらも
依存体質から抜け出せず
下請け仕事ばかりしている人もいます。
一般的に「フリーランス」と呼びます。
しかし多くの人は、会社を辞めたら
全員が起業家になれると錯覚しています。
が、
起業家は、顧客とダイレクトに繋がり
価値を創造する人であって
メーカーからの仕事を請け負い
労働を提供する人ではありません。
そこに早く気づかない限り、
技術やスキルに固執する人生から
抜け出すことはできません。
それどころか、一生メーカーに
安く叩かれる人生のままです。
それが嫌であれば、
自分がメーカーとなり
生み出す側に入ることです。
そのためにやるべきことは、
これ以上、製品を作る技術や
提供スキルを磨くのではなく
顧客を獲得するスキル
(集客&セールス)を
身につけなければいけません。
ここまでは僕の教えを受けている人
であれば、耳にタコだと思いますが
そもそも
なぜ、日本人の多くはこのような
依存体質になってしまったのか?
それは、アメリカによる影響です。
元々、日本人はステージ7の民族と言われ
悟りを拓き、創造性に溢れていました。
が、戦争に負けたのをきっかけに
アメリカに頭が上がらないどころか
言いなりになることで
自分の意見を奪われるような教育を
浸透させられていったのです。
その1つが、
「世界の工場」としての扱いです。
もちろん、
そのおかげで日本も経済大国となり
先進国の仲間入りを果たすことは
できましたが、
同時に、自分達では考えることのできない
依存体質が根付いてしまったのです。
何も考えずとも仕事が世界から舞い込めば
クリエイティブは奪われます。
結果、
自分では仕事を取ることができず
奪われたら奪われっぱなしの状態です。
「そんなことない」
と反論しようとも、一度、奪われた仕事を
中国から取り戻すことができていないのが
現状です。
ともなれば、日本人が、
今後、生き残るためにやるべきことは
依存体質を脱却し、自立することです。
言い換えれば、
顧客とダイレクトに繋がり
価値を創造することです。
すでに、このステージに入り
先行している人たちも多くいますが、
未だ日本人の多くはサラリーマン
ないし下請け仕事が多いので
彼らに使われる生活から抜け出し
使う側に入るためにも
今持っている「常識」を変えることです。
常識とは所詮、誰かが決めたルールです。
その他人が決めたルールに則っている間は
依存体質のままとなりますので、
自分の人生を生きるためにも
今度は、自分がルールを作る側になる
ことです。
大袈裟のように感じるかもしれませんが
起業家は、規模は別にしろ大なり小なり
ルールを作っています。
こういったことも常識を変えれば
分かってくることなので、
まずは、過去を変えるためにも
起業家の人たちと触れ合い
彼らの考え方を知ることです。
依存体質の人にはビックリすることも
あるかもしれませんし
別世界のようにも感じるかもしれませんが
人間は慣れる生き物なので
頑固な自分を捨てる勇気さえあれば
新しい考えに移行することは可能です。
そこには今までにはない輝かしい
未来が待っています。