企業努力はコストカットだけではない
こんにちは、船ヶ山です。
多くの企業は、資材の仕入れが
高騰化すると
「企業努力」
という言葉でコストカットを
考えますが
企業努力とは、コストカット
だけではありません。
しかし多くの企業は、
企業努力とコストカットが
イコールで結ばれ
それ以外のことを考えようとも
しませんが
コストカットはあくまで一部であり
全てではありません。
むしろコストカットしか考えれない
企業は能無しです。
理由は、仕入れ業者に
値下げを強要するだけの
頭を使うことのない
安易な取り組みだからです。
そんなものは小学生でもできます。
大人のやる仕事ではありません。
考えてみてください。
これ以上、販売単価を高くすると
売り上げに影響するので仕入れ単価を
下げてくださいと言うのです。
あまりにも当たり前のことを
言い過ぎて、頭が禿げます。
そんなことすれば仕入れ業者が
負担を虐げられ、頭を抱えます。
そうではなく頭を使うという事は
仕入れ単価が上がるのは、
インフルの影響で仕方ないとしても
販売戦略を工夫することで
商品単価を下げることなく
むしろ単価を上げていきながら
売り上げを最大化させることができます。
そんなことしたら売れないというのは
私は能無しの馬鹿ですと言うようなもので
挑戦から逃げているだけです。
考えてみてください。
世の中にある全てのものが
時間の経過と共に値上がりしています。
という事は、
誰かが先陣を切って単価を上げたからこそ
今の価格が存在していると言うことです。
単価を上げることにビビッて
仕入れ業者とこれまで築いてきた
信頼を簡単に壊すのか?
それとも仕入れ業者のビジネス応援しながら
単価アップを実現する戦略に挑戦するのか?
これは経営者の資質と器に影響しますので
ショボイ経営者になり下がりたくなければ
企業努力という言葉に放り回された
楽を選ぶようなコストカットは
しないことです。
そんなものは、戦略でも何でもありません。
小遣いの足りない小学生が駄菓子屋で
おじさんにだだをこねるようなものです。
大人であるならば、市場の成長を
後押しするようなリーダーになることです。