人脈は知り合いでは意味がない
こんにちは、船ヶ山です。
拳銃を持ったことのない
ひ弱な奴が
「大砲」
を持ったとします。
しかしその武器がどれだけ
効果的で破壊力が抜群でも
使いこなすだけの技量や器が
なければ、宝の持ち腐れです。
なぜなら、
武器とは、使いこなせて
始めて価値となるからです。
これは、人脈も同じです。
人脈を誤解している人はというと
名刺交換し挨拶を交わせば
繋がることができたと錯覚します。
が、
そんなものは人脈でも何でも
ありません。
道ですれ違い様に落とした
名刺を拾った程度です。
これは人脈とはいいませんし
繋がれたことにもなれません。
ただ、このように言うと、
「私は食事する仲だし
連絡を取り合う仲です」
という人がいます。
が、
人脈とは、お互いが価値を
感じる仲でなければ、
友達以上にはなりません。
それを示すいい例があるので
1つご紹介します。
僕のクライアントの1人に
スペイン語を日本に広げる
普及活動を行なっている人が
います。
この彼は、スペイン語に出会い
10年以上経つわけですが、
思いとは裏腹に一向に芽が出る
ことはありませんでした。
しかし、
語学スクールを立ち上げることで
政府がバックアップ体制に入り
オリンピック・パラリンピックの
スポンサーになることができました。
ただ、この政府との繋がりは
急にできたのか?
といったら、そんなことは
ありません。
これまでは近ず離れずの関係
だったのです。
では、どうして急に政府が
バックアップする関係に
急成長することができたのか?
それは、
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その人脈を使える技量を
自分が持ったということです。
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ちなみに、
これまでは自分1人が通訳や
翻訳を請け負う関係だった
わけです。
が、
今はチームを発足することで
政府に対して価値を提供できる
頼れる存在になることができた
ということです。
ここが大きな違いです。
だから、
政府との関係が急にできたわけでも
仲違いしていた関係が修復できた
というわけでもないということです。
単に、相手が持つリソースを
使えるだけの自分にステージ
アップすることで
元々、持っていた関係を最大限
生かすことができたということです。
ですので、
あなたが今、人脈という繋がりを
持っているのに
使いこなせていないとしたら
相手に価値を提供できるだけの
技量と器を持つことです。
そうすることで、あなたは次の
ステージに上ることができます。