中国人をバカにする日本人
こんにちは、船ヶ山です。
日本は、バブル時代に世界大国と
なったので、
世界から見ても品格ある人種と
思っている人も多いかもしれません。
が、
それは都合の良いように脚色した
思い込みです。
というのも、
我々日本人は、中国人に対し、
・汚くて
・すぐパクリ
・無神経で
・図々しい
といった考えを持っている人も
多いかもしれませんが、
バブル期以前の日本人も同じでした。
海外旅行に行けば、タバコを吸い
唾を吐き捨て、世界を汚してきました。
今の中国人と変わりません。
それ以外にも中国人といえば、
「パクリ野郎」
という認識の人も多いかも
しれませんが、
日本人が世界大国になった
所以は、パクリにあります。
当時、先行していたアメリカや
ヨーロッパを真似することで
日本は成り上がったため、
世界からは、バカにされ
日本車を燃やすといった
デモが行われたほどです。
これだけ見ると、
「なんで外国人は、そんなことするの?
日本車が売れたことによるやっかみ」
と思う人も多いかもしれませんが
そうではありません。
というか、事実を聞けば、
売れたやっかみと思ってしまった
自分がむしろ恥ずかしくなるかも
しれません。
なぜなら、
当時、トヨタが出したクラウンは、
「ベンツを物真似し」
外国人の逆鱗に触れてしまったからです。
これでは、今の中国人と変わりません。
その証拠に、
中国人は、ロールスロイスを真似た
ホンチーという車を出しましたが、
やっていることは、昔の日本
そのものです。
そう考えると、日本人が中国人を
バカにするのは、おかしなことで
何も変わらないと言うことです。
それどころか日本は昔から
「加工貿易」
と言われるように、すでにある
ものに手を加えることで、財を
なした経緯があるので、
真似をとやかく言うこと自体
ナンセンスだということです。
なので、
中国人をバカにする暇があるのなら
もっと先行く西洋を見本にし
クリエイティブになることです。
そのために必要なことは、
「ダイバーシティー」です。
初めて聞いたと言う人のために
簡単に説明すると、
「多様性」です。
言い換えれば、色々な人と触れ合い
これまでの常識を破壊することで
新しい自分に生まれ変わることが
大切です。
そうすることで、今までには
なかった発想を手に入れることも
できますし
真似文化から創造文化に進化する
こともできるようになります。