どんなにビジネスを選んだらいいのか?
こんにちは、船ヶ山 哲です。
こんな質問を頂きました。
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・質問
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定年を迎えるにあたりどんな仕事を
手掛ければいいのか分からない。
できれば、一生頑張れることを探したい。
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という内容です。
これには3つあります。
1.長年経験した実績のある仕事
2.良く知る見込み客に対して行うビジネス
3.1円にもならなくても時間を忘れ没頭できるビジネス
ひとつづつ詳しく説明していきます。
1.長年経験した実績のある仕事
新しいことを始めると、
「1万時間の法則」が関係してきます。
この法則を簡単に説明すると、
何を始めるにもプロのレベルに達するには、
1万時間かかるというものです。
ですので、まったく新しい事を始めるのではなく
すでにこれまで取り組んできたビジネスの延長で
考えれば、すでに1万時間は超えているので、
無理なくスムーズにビジネスを立ち上げることが出来ます。
また、今まで手掛けたことであれは、実績もあり
コンテンツも揃っているので、営業もしやすくなります。
2.良く知る見込み客に対して行うビジネス
新規ビジネスを行う際に
商品をベースに考える人がいます。
例えば、
B2B向けの食材販売を行っている人が、
新規事業の柱として、商品を少しカスタマイズし、
B2Cに打って出ると、ほぼ失敗します。
なぜなら、商品開発コストは削減できたとしても
新しい見込み客の悩みや関心事が分からないからです。
その場合、調査に時間とコストがかかり、
結果、今の商品をカスタマイズしただけでは
売れないことが分かると言うことも稀ではありません。
3.1円にもならなくても時間を忘れ没頭できるビジネス
何を手掛けるかよりも一番大切なのが、
没頭できる事かどうかです。
仮に儲け話から入ると、100%続けることが苦痛になります。
例えば、
大人用のオムツが儲かると仮にした場合、
そのビジネスに対して、熱意をもって
行えるかどうかです。
ここで、熱意が持てる人であればいいのですが、
熱意を持てない人は、少し苦難にあたると、
すぐに手放してしまいます。
そして、こういう儲け話から入った人は
一生儲け話を追うことになります。
これは、副業でビジネスを始める際にも
同じことが言えます。
例えば、「楽して・簡単・誰にでも」というものは、
逆にいうと、参入者が多いということでもあります。
ですので、始めに敷居の低いビジネスを
手掛けてしまうと、競争の激戦を走り続ける
ことになりますので、参入障壁も意識しながら
何を手掛けるのかを考えることです。