お金を払ってでもやりたいか?
こんにちは、船ヶ山です。
世の中の大半の人は、
「夢は、持っているけど
叶えることができません」
と言いますが、
それは、本気で叶えたいと
思っていないからです。
このように言うと、
「そんなことない毎日夜明けまで
頑張り練習に明け暮れています」
という努力自慢をする人がいます。
が、
そんな人にチャンスが訪れることは
ありません。
なぜなら、
世の中、ビジネスが経済の中心に
あるからです。
この考え方が理解できるようになれば
大半の夢を叶えることができます。
例えば、
芸能界に憧れ「俳優になりたい」
という若者がいたとします。
この時、大概の人は、
まず、芸能事務所に入るための
オーディションを受け、無事合格したら
役者の道が開けると考えがちです。
が、
芸能事務所もビジネスです。
お金にならない、やる気「だけ」人間を
入れても1円も稼ぐことができません。
その為、
レッスン代という名目でお金を掠め取るか
お金のない人間は、才能がないと烙印し
オーディションで落とすことをするのです。
しかし、
そんなことをしていてもいつまで経っても
夢を手に入れることなどできません。
そうではなく、本気で俳優を目指し
「芸能界に入りたい」と願うのであれば
ビジネスの「3つの構造」を知る必要が
あるのです。
それが、
・お金を払う
・無料で行う
・お金をもらう
この3つです。
大概の人が、夢を叶えることができないのは
何もない人間が、いきなりお金をもらうことを
考えてしまうからです。
いわゆる「ギャラ」というやつです。
しかし、映画なりテレビを作る人間は
遊びではなくビジネスを行なっています。
簡単に説明すると、
1.投資家からお金を集め
2.映画を製作し
3.チケットを販売することで
4.収益を得る
という構造になっています。
当然、ここでチケットが売れなければ
製作代を賄うことができず赤字になります。
これは、音楽の世界も基本同じです。
1.レコード会社がお金を集め
2.CDまたはデジタルを製作し
3.その音楽を販売することで
4.収益を得る
という流れになっています。
ただ、この構図が分かれば
芸能界に入ることは簡単です。
なぜなら、
1番を自分で行なってしまえば
夢を手に入れることは簡単です。
例えば、先ほどの映画の場合、
ミニマム1000万円から
映画を作ることができます。
このように言うと、
「自主映画できすか?」
という人がたまにいますが
そうではありません。
きちんと配給会社のルートに乗せ
全国の映画館で上映することが
できます。
と言うことは、
本気で俳優になりスクリーンを通し
大勢の人を笑顔にしたいのであれば
「1000万円の制作費」
を自分で出せばいいということです。
このように言うと大半の人は、
「お金を払うのならやりたいくない」
と言いますが、でも考えてください。
自分が払えないものを他人に背負わせ
自分だけはギャラをもらうというのは
世の中の流れに反しています。
そんなこと言っているから、
夢を叶えることができないのです。
そうではなく、あなたの夢が
「俳優になること」であれば、
そこに、ギャラが発生していようと
1000万円の制作費を払っていようと
関係ないはずです。
なぜなら、
あなたの目的は、お金をもらうこと
ではなくスクリーンを通し多くの人を
喜ばせ、笑顔にすることだからです。
が、しかし、
口では多くの人を喜ばせ笑顔にしたい
と言いながら本心では、
「お金を払ってまで行いたくない」
と思っている自分がいるとしたら
本当は、お金をもらい周りから
チヤホヤされたいだけなのかも
しれません。
ここに早く気づかない限り、
いつまで経っても夢追い人となり
頑張っている自分に酔いしれる
ことになりますので、
綺麗事をいう暇があるのであれば
本心と向き合い、
その背景にあるビジネスの存在に
ついても少し考えてみてください。
それだけで、
あなたの夢は、妄想で終わることなく
現実世界で実現することができるように
なります。