お金に対する考え方、捉え方
こんにちは、船ヶ山です。
今の日本は、サラリーマンが
8割〜9割を占めています。
別に、これが悪いということでは
ありませんが、サラリーマンは、
「お金が欲しい」
といいながら、
お金を受け取ることに対して
ブレーキを抱えています。
このように言うと、
「そんなことない。給料が上がるなら
それに越したことはない」
という人もいるかもしれません。
が、
それは、あくまで給料という話で
「作業に対する報酬アップ」
を望んでいるにすぎません。
時給800円の人が、同じ仕事をして
時給1000円になるようなものです。
これであれば、サラリーマンであれ
アルバイトであれ、誰もが給料アップを
望むのは、当然のことです。
ただ、、、
これは、労働に対する給料の話であって
お金を受け取るものとは少し異なります。
例えば、友人の手伝いをして
お金を請求する人はいないと思いますが
もし、この出来事に対し、何も感じない
疑いの目を持たないとしたら、
これこそが、まさにお金にブレーキです。
なぜなら、友人の手伝いであれ
「そこに価値が存在すれば」
お金を請求するのは、当然です。
それを示す1つの例を出します。
家のリフォームを友人に依頼し
綺麗に修復してもらったとします。
この時、あなたなら、どうしますか?
回答1:お礼だけ言って無料でやってもらう
回答2:材料費だけを負担し、作業は無料
回答3:友人価格でリフォームしてもらう
回答4:正規の料金を支払う
どれを選びますか?
おそらく、よほど無礼な人以外
回答1や回答2というのは、
「あり得ない」
と答えると思いますが、友人であれ
正規料金を払ってはいけないという
ルールはありません。
金額的には、正規料金であっても
そこに「信頼」という見えない
価値があれば依頼する理由になります。
他にも、友人が行うレストランに行けば
「無料でご馳走になる」
という発想を持つ人はいないと思います。
が、
家に招かれた場合、その方がシェフ
であれ、お金を払う人はいません。
だから、レストランを経営する人は
友人を家に呼ぶことなく、
調理の関係という適当な理由をつけ
お店に来てもらうことをするのです。
なぜなら、
家に呼べば、お金をもらうことが
できないものでも、お店であれば
説得せずとも、
お金を徴収することができるからです。
このように言うと、
お店をやっている人がエゲツない
ようにも見えますが、
そこは、友人も口にはせずとも
折込済みです。
このように2つの事例を出しましたが
友人であれ、お金を払うのは
「当然」
という業種もありますが
これは、特例なことであって
友人から、お金をもらうのは
「気が引ける・・・」
という人も多いはず。
これが、お金に対するブレーキです。
これを見て分かったように、
日本人の多くは、給料として
お金を受け取る分には、
ブレーキを感じることはありません。
が、
お金を直接受け取るものに関しては
見えないブレーキを抱えてしまう
というのが、
現実に起きていることなのです。
だからといって、
これが、サラリーマンにとって
いけないのか?
といったら、そんなことはありません。
しかし、
起業家にとっては、大きな障害に
なるのは言うまでもありません。
というのも、
起業家は、サラリーマンとは違い
価値を提供することで報酬を受け取るため
そこにブレーキをいちいち感じていたら
お金持ちになることはできません。
都度、断り続ける人生となってしまいます。
だから、
サラリーマンが起業家になるために
行うべき最初のステッップは、
お金に対する誤解を取り払い
ブレーキを外すのが大切です。
その際、重要な考えは、
「増えるのは好き、稼ぐのは嫌い」
という考えを捨てることです。
これは、似ていますが、非なるものです。
増えると言うのは、今ある時間や労力
または、お金を使うことで増やすを
実現しますが、
稼ぐというのは、ゼロからお金を
生み出すことを示すため
何もないところから価値を
作り出さなければいけません。
だから起業家は、サラリーマンとは
違った発想を持つ必要があるわけです。
先ほどの例を見て分かるように
人によっては、意地汚く感じて
しまう人もいるかもしれません。
が、しかし、
それは、間違った考えであり
その考えを上書きしない限り
お金を稼ぐことはできません。
では、どうしたら、ブレーキを
解除することができるのか?
それは、
作業や時間に対する報酬ではなく
価値を(生み出し)交換することで
お金をもらうことに慣れることです。
始めは、不慣れなことなので抵抗を
感じる画面もあるかもしれません。
が、
慣れることが大切です。
人間は、付き合う人や環境に
影響される生き物です。
素直な人ほど影響されます。
なので、
お金を得て、成功ステージに
駆け上がりたいと願うのであれば、
増やすのではなく稼ぐことを
当たり前とし
「お金に対するブレーキを」
この機会に取り除いて頂ければと
思います。
これは、これから付き合う人で
大きく考え方が変わりますので、
サラリーマンではなく
価値を生み出す起業家と
できるだけ接点を持ち
ブレーキのない人間になって
頂ければと思います。
それだけで、あなたの収入は
桁を変えること間違いなしです。