あなたバカですか?
こんにちは、船ヶ山です。
たまに、自分の勤めてる会社の
悪口を言う人がいます。
もちろん現代はストレス社会なので
ビジネスとは無関係な友人の間柄で
話す分には、大きな支障が発生する
ことはありません。
が、
少し気の知れた取引先で会社の
悪口をいうバカがいます。
==============
うちの会社は給料が安く社員を
ゴミ雑巾のように扱うんです。
私の同期も社長の考えにはついて
いないということで結構辞めてて
私自身、能力をもっと評価して
くれるところが見つかれば、
辞めたいと思ってるんですが
==============
これを見て、どう感じましたか?
能力を評価されない可哀想な人
と感じましたか?
それとも、
来月いるかも分からない人に
大型の案件を託せるはずない
と感じたでしょうか?
大半の人の答えは「後者」だとは
思いますが、
セールスが下手な人は自分の会社や
商品の悪口を平気で口にしてしまいます。
しかし、
そんな文句を言った商品を買う人など
誰もいません。
なぜなら、
ここでその商品を買ってしまったら
自分はクズ商品を買うバカです。
と同一視することになるからです。
この同一視という言葉をはじめて
聞いたというもいると思いますので、
簡単に解説すると、
この同一視というのは、心理学の言葉で
「自分に関係あるもの=自分である」
と捉えてしまうことを言います。
その為、他人が
「そのネクタイ凄くカッコいいですね」
というと、ネクタイを褒めたにも拘らず
自分が褒められたような気となるのです。
ただこれは、いいことだけではく
逆も同じような現象が起きます。
例えば、
ルイヴィトンを身につけている人に
「ルイヴィトンは、ダサいですよね」
というと、相手が受け取る感覚値は
「あなたは、ダサいですよね」
というようになります。
だから、自分の会社や商品を貶して
しまうと、
相手は、あなたから商品を買うことは
なくなってしまうのです。
これは普通に考えれば、「当然」とも
言えることですが、
ただ人間は、少し仲良くなると
言ってはいけない人に不利な発言を
するようになってしまうのです。
しかし、お客と友人は違います。
そこには超えてはいけない境界線があり
踏み越えてはいけない境域なのです。
だから、あなたが取引先と仲良くなり
その境を見失っているとしたら、
自滅行為をしていることに早く気付く
ことです。
なぜなら、
悪口を言う人は、他でも悪口を言う癖があり
その場だけで終わることはないからです。
そんな人、誰も信用することはありません。
それどころか、その悪口を逆手に取り
トラップを仕掛けてくる人もいますので
十分気をつけてください。