「ギブ・アンド・テイク」の裏の顔
こんにちは、船ヶ山です。
あなたは、これまでに
「ギブ・アンド・テイク」
と言う言葉を聞いたことがある
と思います。
が、
しかしこのギブ・アンド・テイクは
ビジネスにおいては、とても冷酷で
冷たいものだということをあなたは
ご存知でしたか?
詳しく説明します。
ギブ・アンド・テイクを翻訳すると
ギブ:与える
アンド:と
テイク:もらう
ということになりますが、
言い換えると、
「この商品に対するお金はこれね」
というだけの冷たい関係になる
ということです。
これを見てあなたはどう感じますか?
それでも、ギブ・アンド・テイクを
信仰しますか?
このように言うと、
「ギブ・アンド・テイクは、そんな
冷たいものではなく心温まるものです」
と目に涙を浮かべるかもしれません。
が、
これまで、あなたが知っている
ギブ・アンド・テイクは、
「お金が絡まない関係にあった」
のではないでしょうか?
その為、物々交換のような印象を持ち
「お互いが無料で奉仕し合う」
からこそ美徳ように思えたにすぎません。
しかし、
お金が絡むビジネスの場合は違います。
すでにお金を支払った段階で対価交換は
完了し、
それ以上、あなたに恩義を感じることが
ないのが、ギブ・アンド・テイクの関係
だということです。
このように言うと、
「非道徳的で冷酷者」
と道徳的観点を持つあなたは憤るかも
しれませんが、
ようは、
「ギブ・アンド・テイク=価値交換」
であり、
ギブ(価値を与える)=テイク(価値をもらう)
が完了した時点で対価交換は終了なのです。
これが分かるようにならないと
ビジネスをなーなーで行うようになり
最後は、ブラック企業の主導者に
なっていることにさえ気づけない
罪人となります。
ですので、
「ギブ・アンド・テイク」というような
カッコイイ言葉に惑わされるのではなく
その奥に隠された「本質を見抜く力」
を身につけてください。
そうすることで、
あなただけは競合他社を圧倒し
物質的な価値を与えなくとも
様々なものを与えてもらえる
唯一無二の存在になることが
できるようになります。
なぜなら、
ギブとは、相手が感じる価値であり
様々な形を持っているものだからです。