使わないお金は死に金
こんにちは、船ヶ山です。
日本人はお金を貯めるのが
大好きです。
しかしこと経営者ともなれば
それは死を意味します。
お金は人間でいう血液です。
会社にお金がなくなれば
輸血(融資)を行う必要が
ありますが、
だからといって、
循環なく輸血だけを行えば
いいということではありません。
人間も輸血を行った後に
循環があるからこそ
復活するのであって
輸血だけを行い
何もせず放置すれば
血液は固まり命を落とす
ことになります。
これはお金も同じです。
会社に使わないお金を貯めて
おいても意味はなく安泰になる
ということはありません。
むしろ使わないお金が
会社にあることで
機会損失が生まれます。
そういう人に限って、
「チャンスに見舞われない」
といいますが、
無料でやってくるチャンスなど
たかが知れています。
お金を使いチャンスを得ている
人には敵いっこありません。
比較するレベルが違いすぎます。
分かりやすくあえて
極端な例を出すと
誰かが捨てた宝くじの中から
大当たりを見つけるようなものです。
チャンスとは、どんなものも
お金を払った人のところに
先に話はいきます。
そこで誰も手をあげずに
売れ残ったものが大売り
出しとなり
そこでも拾われなかったカスが
お金を払わない人のところに
チャンスという包み紙に
梱包され話として回ってきます。
この包み紙は、非常に綺麗な
デザインが使用されているので
一見、物凄いチャンスとして
認識する人も多いかと思います。
が、
チャンスには段階があり
最初から無料のものなど
ありません。
売れ残りのセール品と同じで
段階を経て徐々に無料になって
いったにすぎないのです。
多くの人は、この当たり前の
カラクリに気づくことは
できません。
なぜなら、
チャンスを買うという発想が
そもそもないからです。
しかし、
それは上層部に生きる人の中では
日々当然に行われている行為で
「知らないのは末端の人たち」
という現状がありますので
お金を使いガンガンチャンスを
買っていくことです。
その際、一つだけ注意があります。
それは、
向こうからやっていきた話に
乗るのではなく
自分から探すことです。
買い物に置き換えれば分かると
思いますが、
頼みもせずにやってきたものの中から
良いものを探すのは至難の業ですが
自分から苦労して探したものは
騙される確率も下がりますし
騙すつもりで相手も話をしてくる
わけではないので話がまとまれば
大きく未来を変える可能性があります。
なので、
チャンスを待つのではなく
買いに行くつもりで
世の中を見回してみることです。
そこには思いがけない
チャンスというお宝が
売っているかもしれません。