起業家とサラリーマンの違い
こんにちは、船ヶ山です。
僕はサラリーマンを10年行い
起業家となって10年が経ちました。
同じ時間過ごしてみて気づいたのは、
最小の労力で最大のお金を
得るのが、起業家であり
最大の労力で最小のお金しか
得れないのが、サラリーマン
という感覚です。
お金に変えている対価が異なるので
仕方ないのかもしれませんが、
比べて始めて気づけたことなので
自分のことを少しでも有能だと
感じているサラリーマンは
勿体無いと感じます。
というのも
経営者(雇う側)の立場からすると
有能な人を有能だと錯覚させたまま
飼い殺しにするのが一番です。
下手に独立なんてことをされたら
ライバルが増えてしまうからです。
しかし有能だと思い込んでいる人は
好都合です。
小さな世界しか見れていないので
世界を知りませんし、独立する
勇気もありません。
言い換えれば、
1cm角の小さな紙を真っ黒にして
「俺は凄い」
と喜んでいるような盲目者です。
そんな小さい紙を真っ黒にした
ところでお金は生み出されませんし
どんな素人でも時間をかければ
真っ黒にできるのは当然です。
一方、経営者は違います。
大きな紙をざっとでも
塗りつぶさないといけないので
塗っている部分もまだらです。
黒く塗れるところもあれば
半分以上は白のままなんて
ところもあります。
しかし大きな紙を塗りつぶす
ことを考えた場合、
1cm角が真っ黒でも
使いものになりません。
全体が塗りつぶせて始めて
価値となりお金になるからです。
これは自分でビジネスを行い
1円でも生み出したことの
ある人は理解できます。
確かに、下手でも何でもいいので
1から10を通しでやって始めて
お金は生み出されることを知ります。
部分的なところが完璧でも
他がゼロであれば1円にも
なりません。
部分仕事しか与えられている
サラリーマンはこのことに
気づくことができていません。
そのためボンクラ社長のくせに
高給だけとってなんて愚痴をいう
人がたまにいますが、
僕もサラリーマンのときは
思っていました…(反省)
それは全体を知らないからです。
そのことを知るためには、
副業でいいので全てを通しで
行えば、すぐに分かります。
今の自分は1cm角の小さな紙を
真っ黒にして有能だと騒いでいる
クズだと。
このように言われて、
「そんなことない。俺は優秀
成績も社内で群を抜いている
ふざけるな!お前は何様だ」
というのなら会社にしがみつかず
独立すれば、すぐに自分の本当の
能力に気づくはずです。
それができないというなら、
結局は、この先も小さな紙を
塗りつぶし小さな山の上で
威張るだけの猿と同じです。