信用は時代で変化する
こんにちは、船ヶ山です。
「信用」
と聞くと、固定されたものと
思いがちですが、
実は、信用は流動的で時代と
共に変化していきます。
例えば、ひと昔までは、
信用の代表格といえば
「日本政府」
というものがありましたが
預けた年金を消したり
支払った分すら戻らない
的なことを言われると
信用などあったものでは
ありませんし
「銀行」
なども信用の代表格でしたが
倒産したり統合した際は
「1000万円までは保証する」
といったペイオフなどを
言われると信用などあった
ものではありません。
もちろん、
彼らは大きな存在なので
潰れても1000万円も
保証するんだからいいでしょ。
通常の会社であれば、
倒産したらゼロだからね。
というような言い分もあると
思いますが、
1億円預けている人からしたら
たまったものではありません。
そんなところに怖くてお金を
預けることはできません。
このように信用は、
状況や姿勢によって大きく
変化するわけですが、
「今後は、なに?」
ということが気になると思いますので
今後の信用の形態についてお話しして
いきます。
それは、
================
個々の繋がりをデーター管理する
================
ということです。
それを叶えてくれるのが、
「ブロックチェーン」です。
新しいシステムなので理解にしにくい
ところもあるかもしれませんが、
簡単に説明すると、
嘘のつけない世界の幕開けです。
具体例を1つ出すと、
1万円を友人に貸したとします。
その際、
貸した方は、10年経っても
忘れることはありませんが、
借りた方は、1ヶ月もすれば
律儀な人以外忘れてしまいます。
それを防止してくれるのが
ブロックチェーンです。
データーで貸し借りの有無を
記録するため
忘れることはありませんし
証拠を残すことができます。
このように言うと、
「書面でいいでしょ」
であったり
「小さな金額で大袈裟な」
と言う人もいるかもしれません。
が、
紙の場合、どちらかが忘れたり
なくしたりするので、
効果は薄いものとなりますし
金額も人によって高い安いの
価値は様々なので、
一円でも発生したら記録に残す
ということをした方があとあと
揉めることはなくなります。
希薄な関係のように思える
かもしれませんが、
人の進化が進むと避けることは
できません。
その証拠に、
田舎では当たり前にやり取り
されていた
作りすぎによるお裾分けも
都内に住めば迷惑行為になる
ことを考えると、
データーで記録を残すというのは
「新しい形の信用の証」
になり得ると言うことです。
それを証明してくれたのが、
「信用ですら時代で変化する」
ということなので、
考え方を固定するのではなく
時代に合わせた柔軟な考え方を
持つようにしてください。
それだけで、いつからでも
時代の長寿になることができます。