ホコリのない部屋
こんにちは、船ヶ山です。
テコ(愛猫)が、死んで
2ヶ月が経ちました。
この2ヶ月は、コロナで
約1年間会えなかった家族と
一緒にいることができたので
寂しさを紛らわすことが
できましたが、
日本に帰国し、
テコのいない部屋に戻ってくると
急に寂しさに襲われます。
「テコ帰ったよ」
といってもお出迎えがあるわけでも
「にゃー(おかえり)」
と返事が返ってくるわけでも
ありません。
シーンと静まり返った部屋で
ポツンと取り残された気分です。
部屋を見回しても
姿は見当たらないし
カーテンの裏を探しても
テコはいません。
「死んだんだから当たり前でしょ」
というかもしれませんが、
14年間ずっと一緒にいたので
その当たり前を理解することが
できないのです。
特に、夜は一緒に寝ていたので
「テコが待つベット」
にいっても姿が見えないのを見ると
部屋中、探す自分がいますし
「テコ寝るよ」
といくら呼びかけても出てこないので
胸を締め付けれれます。
今はまだカナダより帰国し
数日しか経っていないので
時差の関係で眠ることが
できていますが、
通常の生活に戻ったら
テコのいない生活に慣れる
ことができるか心配です。
というのも、
この家に引っ越し7年ほど
経ちますが、
テコがいなくなって、初めて
気づいたことが1つあります。
それは、
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ホコリがないことです。
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今までは、テコと共に
この家に引っ越してきたので
四六時中ホコリがあるのが
当たり前でしたが、
カナダに行き1ヶ月以上
家を空けていたにも拘らず、
まったくと言っていいほど
ホコリがないのです。
通常で考えればいいこと
なのかもしれませんが、
それが返って寂しさを誘発します。
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テコの存在が消えていく寂しさ
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テコの鳴き声が消えた部屋
目を閉じれば、まだそこに
テコの姿はあるのに・・・
声をかけても返事はない
こんな日々が来る返されると
不思議なもので、
「最初からテコなんていなかったのか?」
なんて思うようにもなってくるし
「猫を飼っていた夢でも見ていたのか?」
なんてことも考えるようになりました。
もちろん、そんなことないし
長男レムにそのことを話すと
「テコはいたでしょ」
と怒られると、テコのことを
「そんな風に考えたらダメなんだ」
と我に返ります。
ただ現実として、
いるはずのテコがいないのは
確かです。
なので、
これ以上、いないテコを探すのは
耐えきれないので日本を完全撤退し
「カナダのみに」
拠点を移すことにしました。
今、準備を徐々に進めている
最中ですが、
もう少しで、テコが剥製になって
戻ってくるので、
今度は、一緒にカナダに連れて
行きたいと思います。
テコにとっては、初の海外。
生きている時は、膀胱炎が酷く
カナダに連れていくことが
できませんでしたが
今は、その心配もないので
ずっと一緒にいたいと思います。