労働し続ける「名ばかり」役員
こんにちは、船ヶ山です。
僕が行なっているセミナーに
「会社役員」
を名乗る人がやってきました。
その人の仕事は、国が予算を出し
政府の肝入り案件ということで
セミナーを行なっていると言います。
しかし、役員といえども
所詮、サラリーマンが仕掛ける
セミナーなので
「誰も成果を出すことができず」
ただただお金を無駄にしている」
と言います。
なぜ、このようなことが起きるのか?
それは、いくつかの理由があります。
・セミナーには2つの種類がある
・やり方を学ばず、特学で行っている
・自分の能力を過信している
・起業家と違い成果が出ずとも痛みがない
1つずつ解説していきます。
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・セミナーには2つの種類がある
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セミナーには2つの種類あり
・商品を販売するセミナー
・内容を伝えるセミナー
とで分かれています。
が、
このサラリーマン役員は
その違いすら分かっていないため
セミナーのやり方を大きく間違えている
ことにすら気づけていないということです。
それに伴い次の項目に紐づいてきますが、
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・やり方を学ばず、特学で行っている
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という人が、世の中にはあまりにも
多いということです。
これでは、成果を出すことが
できなのは当然です。
何事もやり方というものがあり
先人たちが痛みを感じながら改善し
作り上げたものがあります。
それを使わずして、独自で行うのは
よほど頭の弱い人か
お金をケチるばかりに、お金以上の損失が
まったく見えていない人だということです。
こんなことしているから、いつまで経っても
無駄な人生を生きる羽目となるのです。
とは言え、
なぜ、このようなバカげたことを
してしまうのか?
それは、
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・自分の能力を過信している
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ということです。
特に、役員になると、社内や取引先が
チヤホヤしてくるので、
誰かに頼ったり、学ぶのはいけないように
感じる人も多いかもしれません。
が、
それは小さな器の人が気にすることで
あって大きな器を持っている人は、
そんな小さなことは考えず、やり方を
知っている人に、お金を払い学ぶことを
優先します。
それが最短距離だということを知っていますし
自分の時間(命)の尊さを理解しています。
だから成功をドンドン現実のものに変えて
いく人は、自分の未来を変えていくために
「自分の能力を過信することなく」
その分野の専門家に身を預けることを
優先させますが、
多くの人は、なぜ専門家のアドバイスに
耳をかさないのかというと、
結局、サラリーマンは、
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・起業家と違い成果が出ずとも痛みがない
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というものが根源にあります。
このように言うと、
「そんなことはないサラリーマンであれ
成果は問われるし、昇進に影響する」
という人がたまにいますが、
起業家と比べたら、甘いものです。
言ってみれば、サラリーマンの場合、
プラスは、昇進、昇格となりますが
マイナスは、減給、左遷となります。
それが、関の山です。
例外的に、クビもありえますが、
確率は、ほぼありません。
なぜなら、
労働基準法が雇用を守るため
成果が出ないという理由で
クビにすることはできないからです。
一方、
起業家の場合、儲けることができれば
億万長者も夢ではありませんが、
稼ぐことができなければ、借金を抱え
浮浪者になることもあります。
そう考えると、起業家が抱えるものと
サラリーマンが抱えているものは大きく
異なりますし、比べるレベルではない
ということです。
だから、
サラリーマンは、自己投資するという
概念も低いわけですが、
最近は、年金も退職金も見込めなく
なってしまったため
今、サラリーマンの人であれ
自分のために自己投資をしなければ
間に合わなくなるということです。
というのも
昔と違ってもう1つ変わったものは
「平均寿命が伸びた」
ことにあります。
60歳で定年を迎えても、
「あと50年近く生きる」
ことを考えると、
自分で稼ぐ力をつけなければ、
生き残ることができないということです。
そう考えると、サラリーマンであれ
「会社や政府に頼らない生活」
を手に入れなければ、最悪、老後破産を
迎えることになるかもしれません。