三流コーチに騙されるな!
こんにちは、船ヶ山です。
世の中には、コーチングという
職業があります。
簡単に説明すると、
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その人の中の課題を明確にし
解決策を一緒に見出していく
==============
というのが主な仕事です。
これだけを見ると人を助ける仕事で
素晴らしいようにも見えますが、
スキルを持ってる人がきちんと行い
ナビゲーションしなければ、成果が
出ることはなく
その人の人生やビジネスは崩壊し
取り返しがつかなくなるという
こともありえます。
なぜなら、
コーチングというのは、スキルの
低い人がナビゲートすると、
間違った方向にボールは飛んで
行ってしまうからです。
これでは、何のためのコーチング
なのか分かったものではありませんし
そんなものであれば、ない方がマシです。
とは言え、
多くの人は、その人が本物なのか?
それとも、偽者なのか?見分けが
つかないと思いますので、
本日は、三流コーチが誤った
アドバイスをしている現場を
直面したので
修正案と共にお伝えしていきます。
これは、あるセミナーでの出来事です。
そのセミナーは、講義を聞いたあと
シェアする時間を設け、
参加者同士が意見を言い合う時間を
設けていたわけですが、
その中に混じっていた、三流コーチが
得意げに隣の人にアドバイスしていた
のです。
テーマは「ターゲット」についてです。
この時は、単に今の自分のところに
来ているお客様を書き出すという
ワークを行っていたわけですが、
この三流コーチは、自分のワークを
そっちのけで出しゃばっていました。
あなたがワクワクするお客さんって
どんな人ですか?
私の理想は、外国人を相手にする
お仕事なので若くて活発的な人が
集まればいいなとは思いいます。
でも、、、
実際、私のところに来るお客さんは
私より年配の方が多くて。。。
それを聞いた三流コーチは、
こういいました。
今、あなたの表情を見ていると、
理想の若い人をお客にした時の方が
表情が明るくなって、
年配の人の話をした時は暗い顔を
したので、ワクワクする方に
シフトし取り組んだらどうですか?
といい出したのです。
これを見かねた僕はこう言いました。
理想を語っているときに
顔が明るくのは当然です。
しかしビジネスは、好き嫌いで
やるものではなく
お金を払う人を相手にしなければ
ビジネスにはなりません。
ですので、
これまでの既存客の共通点や
ライバルの顧客を調べ、見込み客を
きちんと特定してください。
と修正しました。
この時は、僕が側にいて
修正することができましたが、
三流コーチの根拠のない誘導で
見込み客を決めてしまえば、
努力とは無縁にお金が入らない
というジレンマを抱えるところ
でした。
とは言え、
もちろん、ライバルを調査した結果
若い人が顧客としてライバルにいたり
自分のところにも増え始めている
というのであれば、
検討する余地はありますが、
確証なく三流コーチの誘導だけで
見込み客を決めてしまうのは非常に
危険だということです。
このように世の中には、視野の狭い
知ったかぶりした三流コーチや
ビジネス経験のない似非コンサルが
沢山溢れています。
その詐欺師のような人たちに
騙されないためにも
嘘のアドバイスに惑わされるのではなく
アドバイスしてくる相手を見極めて
ください。
その際のコツは、「本人の実績」です。
顧客の実績ではありません。
なぜなら、
顧客はその人以外からアドバイスをもらい
成果を出した可能性がありますが、
本人は、違います。
自分自身が間違った視野の狭い考えを
持っていれば大きな成果を出すことは
できませんので、
本人の実績や直近の成果を聞くように
してください。
そこで言葉が詰まるようであれば
その人の意見はアドバイスではなく
毒になりますので、要注意です。