赤ちゃんはなぜ立つのか?
こんにちは、船ヶ山です。
人間は無限の可能性を持っています。
しかし、
その可能性が開花するか、それとも
閉ざされるかは、
その本人の努力とは一切無関係に
「誰と一緒にいるかが成否を分ける」
ということです。
それを今から証明していきます。
かの有名な狼の育てられた少年は
狼と成長期を一緒に過ごしたことで
四つん這いとなり遠吠えをあげ
人間の言葉を失いました。
一方、人間に育てられた子供はというと、
大人が2本足で立つ姿を見て
自分も2本の足で立つのは当たり前だ
と解釈するようになり教えずとも
真似をし立つようになります。
このように人間は、
誰と一緒にいるかということと
何を目に入れ、常識と解釈するか
によって変わるということです。
ただ、ここで興味深いことは
これだけではありません。
先ほどの赤ちゃんが立つ理由の1つに
「教えなくとも立つのが常識だ」
と思い込んだことです。
これは言葉で教えたわけではありません。
というのも、
まだ赤ちゃんは、十分に話すことが
できないために
見たものを「正」と信じてしまうと
いうことです。
そこに言葉はいりません。
なぜなら、
みんなが行なっているもの=正解
となってしまうからです。
だから、我々大人が立つことなく
ずっと座りっぱなしであれば
当然、子供も立つことを試みない
ということです。
だから、経営者の子供のところに
生まれた子供は経営者となり
サラリーマンの子供のところに
生まれた子供はサラリーマンとなり
犯罪者のところに生まれた子供は
犯罪者になる確率が他より上がる
ということです。
ですので、
親として、子供に成功してもらい
人生を豊かに過ごしてもらいたいと
願うのであれば、
あなたが誇れる背中を見せることです。
しかし多くの人は、この考え方を
持つことができません。
「自分は悲惨な人生を過ごしたから
せめて子供だけは・・・」
このように考えますが、
それは無理というものです。
なぜなら、
子供は親の背中を見て文化習慣を
肌感覚で覚えてしまうからです。
ですので、
「子供には幸せになってほしい」
と願うのであれば、まずは
あなた自身が幸せになることです。
そうすることができれば、
お子さんに無理強いせずとも
幸せを手に入れることができます。
なぜなら、
親の背中ほど強力なものはないからです。
ただそれを叶えるためにも
まずは、あなたが親となる先生を見つけ
一緒に過ごし、真似することです。
そこでの時間が、あなたの未来を決め
その下のお子様にも影響を与えることに
なります。