商品がないは幻想
こんにちは、船ヶ山です。
セミナーやメルマガを行なっていると
「自分は売れる商品がないのですが
ビジネスを行うことはできますか?」
という質問をよく受けます。
しかし、そんなこと言ったら
僕だって商品はありません。
このように言うと、
「コンサルや教材を売ってませんか?」
というかもしれませんが、
毎回、企画を立て、ヒヤリングし
商品を作っています。
そして、セールスが終われば
また、なくなるので
1.企画を立て
2.ヒヤリングし
3.商品を作る
これを繰り返しています。
ですので、
「商品がない」というのは
幻想だということと
商品に固執してしまうと自滅する
ケースもあるということです。
その典型が、
今は、もう見ることがなくなった
「ポケットベル」です。
このポケットベルを知らない人の
ために簡単に説明すると
数字だけでやり取りを行う
通信機器のことです。
これは当時ブームとなった商品なので
知っている人も多いかもしれません。
が、
当時、一大ブームを作り出した
東京テレメッセージは会社更生法を
1999年5月に申請し倒産しました。
しかし商品に固執しながったドコモは
今もなお一番企業として活躍し世界に
名を残す企業に成長しています。
が、
一体、何がこの差を生み出したのか?
というと答えは簡単で、
負け組の東京テレメッセージは
商品に固執した結果、商品と共に心中し
今、世界企業となっているドコモは
商品に固執することなく、お客様の
得たい願望にフォーカスすることで
ポケベル→ PHS→ガラケー→スマホ
というように柔軟な対応を行った結果
世界で活躍する大企業になったという
ことです。
ですので、
商品が「今ないから」といって
悲観的になるのではなく
商品がなければ作ればいいだけですし
作れないのであれば自分が気に入った
商品の代理店を行えばいいだけです。
この話を聞いても、
「まだ、商品が・・・」
と言っているようであれば、
起業家には向きませんので、一生雇われ
サラリーマンを続けた方が家族のためです。